リアルタイム投資アドバイス
■本日の主要な指標の発表
2009/04/10 15:04更新
今晩はイースター休暇のため、オセアニア地域、一部のアジア地域、欧州圏およびカナダが祝日となっており、市場参加者が少なく、取引が閑散となる可能性が高いです。
休場:ウェリントン、シドニー、香港、シンガポール、フランクフルト、チューリッヒ、ロンドン、トロント、南ア休場。
★今晩は注目指標発表もありません。
■今晩の投資ポイント
2009/04/10 15:04更新
本日はイースター休暇初日(グッドフライデー)ということで、経済指標の発表も少なく、欧州やNY株式市場も休場です。為替は欧州・NY時間も動いていますが、マーケット参加者が少なく流動性が通常よりも乏しいだけに、何か突発的なニュースが出た場合には思わぬ動きをする可能性がある他、短期筋の仕掛け等により市場が乱高下する可能性もあり、普段より注意を払う必要がありそうです。
■昨日の海外市場の動向
2009/04/10 15:04更新
昨日の欧州市場では、米大手金融機関19社がストレステスト(健全性審査)に合格すると米紙が報じたことで、欧州株は金融株を中心に堅調に推移し、欧州通貨を中心に円売りが優勢となった。ただ、イースター休暇を控えポジション整理の動きが再燃したことや英大手銀からのポンド売り観測が広まったことで、一転して欧州通貨を中心に円買いが優勢となり方向感に欠ける展開となった。
その後、終盤に英中銀(BOE)は、政策金利を0.5%で据え置くとしたほか、現行の750億ポンドの資産買い入れを継続すると発表した。ただ、特に目新しい内容がみられなかったため、為替市場は特段に大きな反応を示さなかった。
NY市場では、米銀大手ウェルズ・ファーゴの第1四半期の決算見通しが報じられ、その内容が市場予想を上回っていることが好感され、ドル円、クロス円ともに上昇する展開となった。米ウォルマートの3月売上が1.4%増加との報道も上昇を後押しし、ドル円は一時100円半ばまで上昇した。
その後、ドル円、クロス円の上昇は一服したものの、NYダウがウェルズ・ファーゴの報道を好感して金融株を中心に急騰したことからドル円は堅調な地合いが続いた。クロス円も概ね高値圏で推移したが、欧州通貨は弱含む展開。特に材料はなかったものの、ロンドン市場の終了前に実需筋からの売りが入ったとの観測があった。
終盤に入ると、金融株に買いが再度強まり、NYダウが上げ幅を拡大すると、それを受けてクロス円が再び上昇。資源国通貨は原油高を好感して高値を更新する動きとなった。
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