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今週の投資アドバイス

■今週の想定レンジ ■ドル円 98円~103円 先週末に終値ベースで100円台を維持したドル円は、100円前半に観測される売りオーダーとの攻防次第ですが、テクニカル的には日足・一目均衡表も強気継続の形となっており、一時的な下ブレでも転換線の位置する98円前半でサポートされる可能性が高いと思われます。高値は昨年10/14の高値103.05 円が意識されます。 ■ユーロ円 128円~136円 ユーロ円の日足の一目均衡表では130.80円付近に位置する転換線にサポートされ堅調な上昇基調にあります。ドル円が103円トライを目指す動きとなれば昨年10/14の高値138.49円も視野に入ります。一方下値は悪材料や週末のイースター休暇に向けた持ち高調整で利食いが進めば基準線の位置する128円前後までの下ブレが予想されます。 ■今週の相場見通しと投資のポイント 先週の動きを振り返ると、米政府の自動車作業部会がGMとクライスラーの再建計画の受け入れを拒否したことから始まり、弱い日銀短観の結果、ECB政策金利発表では25bp引き下げという予想外の小幅利下げ、世界的な経済危機に対処するため総額1兆1000億ドルの対策を講じるとともに、危機の再発を防ぐため規制を強化することで合意して閉幕したG20金融サミット、3月非農業部門雇用者数が-66.3万人、3月失業率が8.5%とほぼ予想どおりの数値となった米国雇用統計などなど、注目材料が大変多い週でした。先週末の金曜日でも米時価会計ルールの緩和などによりNYダウは堅調に推移、ドル円・クロス円相場も円安が進行したままクローズしています。 今週の為替相場は、円売り・ドル売り基調が継続することが予想されます。ただ、先週のイベントラッシュもひと段落し、今月後半から本格化する米企業決算発表を控えて株式相場をにらみながら、円が安値圏でもみ合いつつポジション調整をすることになりそうです。先週は、G20金融サミットで5兆ドル規模の財政刺激策を実施し、IMFによる新興国への融資枠拡大で合意したことは、今週も投資家のマインドにとってポジティブに働くことが予想されます。株式市場も堅調な流れとなりリスク選好も高まっていることから、今週もその流れが継続すると見てドル円、クロス円は基本的に買いの方向で考えています。ただ、円売り、株高のスピードも速過ぎ過熱しているため調整安も考えられ、高値買いは避けるほうが良いと思われます。 今週はドル円が100円台をキープすることができるかどうか、クロス円は先週の勢いがどこまで続くかに注目です。北朝鮮ミサイル問題の懸念が和らいだことや4月になり国内は新年度を迎えたことも円安トレンドの追い風になる可能性も十分に考えられそうです。 4/7(火)12:00 日 本 日銀政策金利 0.10%(予想) 0.10%(前回) 4/7(火)13:30 豪 州 RBA政策金利 3.25%(予想) 3.25%(前回) 4/8(水)27:00 米 国 FOMC議事録 4/9(木)10:30 豪 州 雇用統計 4/9(木)20:00 英 国 BOE政策金利 0.50%(予想) 0.50%(前回) 4/9(木)20:00 カナダ 雇用統計 4/9(木)21:30 米 国 貿易収支 今週の注目指標は、各国の政策金利発表と雇用統計となります。今週は日・豪・英の先進3ヶ国が政策金利発表を発表しますがいずれも据え置き予想となっていますが、RBA政策金利発表に関しては25bp・50bpの利下げ予想も見られています。また、4/8(水)の「米FOMC議事録(3月17、18日分)」にも注目です。今回のFOMCで多大な額の長期国債買い入れを決定したことによりドルは一時、一段安となりました。長期国債購入に至った経緯や次回 FOMCで更なる追加購入について言及するか否かが注目となります。 加えて、今週もGM、クライスラー関連の報道には注意が必要です。もし、GMが破産を申請した場合、膨大な数の失業者が発生することから、リスク回避の動きが促進される可能性があります。景気先行がさらに不透明なものとなれば為替市場および株式市場ともに大きな混乱が生じますのでGMに関する報道および発言には目を配りたいところです。 さらに今週末と来週月曜日はユーロ圏や英国、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの国がイースター休暇でお休みとなります。イースター休暇前のポジション調整の動きにも注意しておきたいです。 更に詳細は出島FXワールドブログランキング・にほんブログ村へ