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今週の投資アドバイス

■今週の想定レンジ ■ドル円の今週の想定レンジ:98円~92円 先週は、3/18(水)にFRBが長期米国債購入などの量的緩和政策の拡大を発表したことでドル売りが急ピッチにすすみ、ドル円は一時93.896円まで売られました、先週末は円の利益確定売りが優勢となり、96.264円まで戻すものの終値では95.858円と96円台を維持できませんでした。1/21の 87.14円から100円を目指して上昇してきた日足の下値支持線を明確に割り込み、かろうじて基準線の位置する95.11円水準で下げ止まっています。今週のドル円は、93円台でサポートされるかが試され、一時的にでも92円台に突入することが想定されます。 ■ユーロ円の今週の想定レンジ:133円~125.50円 ユーロ円は前週末に126円台に乗せて以来、先週は終値レベルでは常に126円台より上で推移。先週末には終値レベルで130円乗せで引けています(終値 130.14円)。日足チャートでは11月~3月中旬まで5ヶ月前後もみ合っていた128円後半~112円のレンジを上抜きつつあり、終値レベルで131 円で引けるようになれば、140円タッチも期待されますが、今週は130円台での値固めとなる展開が想定されます。ユーロ円売りとなる材料が出れば一時的に126円割れも想定されますが、126円前後は強力な下値フシとなるところです。 ■今週の相場見通しと投資のポイント 前週は、G20でスイスによる売り介入実施を牽制するコメントがなかったことや米英の金融機関の業績が回復基調にあることから円売りが優勢でしたが、先週はFRBが米長期国債の買い入れを決めたことで、金利が大幅に下がりドルが売られる展開となりました。さすがに週末は調整の動きから96円ライン超まで戻す動きになりましたが、ドル円は引き続き下振れリスクが懸念されます。 今週のドル円は、四半期末が近づき本邦年度末を睨んだレパトリ絡みのドル売りと先週売られたポジションの買い戻しとの綱引きとなりそうです。現在ドル円は売られすぎからやや下げ渋りを見せつつありますが、 96.90-97.10円水準は上値抵抗ゾーンとなっている一方で、93.50円→93.00円水準あたりまで大きなサポートはなくドル円が下がり始めた場合は急落の可能性があります。 今週の注目材料としては、これから発表される予定の米金融機関からの不良債権買取策の詳細や住宅関連の指標発表が相次ぎますが、現状を考えれば、トレンドを形成するカギは米国の金融対策の内容次第といえるでしょう。 先週までは、リスク回避資金はドル買い:リスク選好資金は円売りへという住み分けが行われてきましたが、おたがいに実質的な量的緩和策を実施する国の通貨となったことで、この流れは逆流する可能性が高まっています。特にAIGの高額ボーナス支給問題を背景に、金融機関への公的資金注入が今後は遅れることが懸念される米国には、よりリスクが強調される可能性も否定出来ないところです。 一方ユーロ円は、先週末にNYダウが小高く推移した場面で投資家のリスク回避姿勢の後退から円が売られ比較的金利の高いユーロに買いが入ったように、「NYダウ上昇→ユーロ円上昇」の関係が高まりつつあります。今週発表されるユーロ圏やドイツの経済指標の発表で予想を上回るものが続けば、ユーロ円は素直に上値を伸ばす展開が想定されます。 懸念事項としては、ECBの追加利下げが意識される要人発言や経済指標で予想外の悪化発表などがあった場合です。現在堅調に上昇継続しているだけに、利食い売りが出て急落の可能性も併せ持っています。このため、3/25(水)に発表される「ドイツ3月IFO景気動向」をはじめとするユーロ圏経済指標には注目しておきたいところです。 週間見通しの本日のフォロー 2009/03/23 16:23更新 今週のユーロ円は上昇基調にありますが、終値レベルで130円台での値固めの動きを経て132円、133円と上限を上に伸ばしてゆく流れを想定しています。短期トレードでは、その値固めの中で130円付近への接近場面があることを前提とした待ち伏せ買いを行いたいと思います。 ■ユーロ円の待ち伏せ買い ・買い指値:①131.100円~130.800円(逆指値130.700円) ・買い指値:②130.100円~129.800円(逆指値129.700円) ・利食い値:①132.500円 ②131.500円 更に詳細は出島FXワールドブログランキング・にほんブログ村へ