移動平均線の基礎知識:使い方によってはスキャルピングでも十分使える万能な指標です。
移動平均線は基本中の基本
その名の通り、移動した平均の線の事です。
世界中の投資家が使っている指標であり、シンプルイズベストな指標です。
相場はノイズを含んで上下運動を繰り返しますので、ノイズを除去したラインを表す事ができます。
移動平均線とはあくまでも過去データを基に計算するので相場の瞬発性に欠け、スキャルピングなどには不向きとされており、主にスウィングトレード向きとされています。
しかし、使い方によってはスキャルピングでも十分使える万能な指標です。
期間
一般的によく使われている期間は200です。
期間が短過ぎると、ノイズなどを含んでしまい、意味を持たない場合がおおくなります。
一概に200が有効という訳ではなく、多くの場合、200MAが抵抗線や支持線となり得る事が多く、
200MAを割り込むや、抵抗となるというニュースでも聞くくらい、多くの投資家が意識している数字となります。
移動平均の種別
一般的にSMAかEMAがよく使われています。
Simple:いわゆる単純移動平均線(SMA)です。
日々の価格を平等に加重して計算。
Exponetial:いわゆる指数平滑平均線(EMA)です。
直近の価格を最重視して加重して計算。
この平均線はMACDの計算式にも使われています。
Smoothed:いわゆるSMMAです。
SMMA は、EMAの期間を2倍して1を引く事と同じになる。
EMA99=SMMA200と同じ。
Linear Weighted:いわゆる加重移動平均線(WMA)です。
直近の価格を重視し徐々に減らして計算。
適用価格
Close
終値を適用します。
Open
始値を適用します。
High
高値を適用します。
Low
安値を適用します。
Median Price
高値+安値÷2で適用します。
Typical Price
高値+安値+終値÷3で適用します。
Weighted Price
高値+安値+終値+終値÷4で適用します。
written by たかはし



