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今週の投資アドバイス(週間のレンジ売買)

■今週の想定レンジ ■今週のドル円の想定レンジ:95.50円 ~ 100.00円 3/9(月)からドル円の高値は99.21円→99.10円→98.83円→98.49円→98.65円と、市場注目の100円の大台乗せは成就できませんでした。しかし、3/12に95.64円まで売られたことで、異常な上昇継続のガス抜きは出来き下値は固まり100円に再トライという見方も一方にあります。95.64円まで売られながら98円台をその日に回復したことから、今週も100円台をトライする新たな上昇基調がスタートする可能性は残っています。実際に到達するまでは先週同様のレンジ相場が続くものと予想されます。 ■今週のユーロ円の想定レンジ:122.00円 ~ 130.00円 ユーロ円は、日足・一目の転換線の上で推移しており、3/12(木)の急落の際も雲の上限でサポートされています。悪材料で下ブレしても122.00円付近は下値が堅いゾーンと見ています。ドル軟調からユーロ買い、さらに円売りがさらに進めばユーロ円には支援材料。先週末には127.65円の高値をつけており、130円トライが期待されます。 ■今週の相場見通しと投資のポイント ■先週のドル円の動き ドル円は、3/9(月)に1月の日本経常収支赤字転落で97.90円から99円台前半まで上昇する展開。3/10(火) は、米シティー・グループが1~2月黒字確保と発表し、リスク資産回避のドル買い弱まり97円台に反落。3/11(水)は、米JPモルガンも業績回復と発表し98.00円のオプションがらみの買いも消滅し、97円台前半に続落。3/12(木)は、日本GDP上方修正で95円台まで続落するも、スイス中銀のドル買い介入で、98円台まで急反発。3/13(金)は週末のポジション調整から円が買い戻される場面がみられたものの、G20を控えて様子見ムードが市場に広がったことから、ドル円、クロス円とも膠着状態となった。 ■ドル円の今週の見通し 今週米国では、「3月NY連銀製造業景気指数」、「2月生産者物価指数」、「2月住宅着工件数」、「新規失業保険申請件数」など注目の経済指標の発表が目白押しですが、中でも注目は3/18(水)の「米FOMC」となります。ここでは、FRB(米連邦準備理事会)が長期国債の買い入れという量的緩和策を取るかどうかが焦点となっています。取れば米長期金利の抑制という景気支援効果が期待され、ドルが売られやすくなるとの見方があります(ただ、その場合でも円高が短期間で加速する見方は少ないですが)。先週3/12に発表された「2月小売売上高」では、米景気の底入れを示唆するような内容だったため、NYダウが大幅上昇となりました。今週もこの傾向が強まるかどうかに注目が集まります。 ドル円は、先週も100円の大台回復に失敗。先週後半には一時急反落となったものの、95円台半ばで下げ止まり、スイス中銀のドル買い介入と言うサプライズはあったものの、再び98円台まで値を戻す展開となりました。市場参加者の予想は1ドル=94―99円に集中しています。このため下値も攻め切れず、結果的に先週とほぼ同様のレンジ取引が継続する可能性が高いと見られます。 03/16 (月)21:30 米・NY連銀製造業景気指数 03/18 (水)正午 日・日銀政策金利 0.10%(予想) 0.10%(前回) 03/18 (水)27:15 米・FOMC政策金利 N/A(予想) 0.25%(前回) 03/19 (木)23:00 米・フィラデルフィア連銀指数 03/19 (木)23:30 米・景気先行指標総合指数 今週は日米の政策金利発表と米国経済指標に注目です!FRBは資金注入に力を入れており長期債の買取を示唆しています。その動向もチェックしておきたいです。 ■先週のユーロ円の動き ユーロ円は、3/9(月)に予想を上回る経常赤字と日経平均のバブル後最安値更新も円売りに反応せず。3/10(火)には、米銀大手の業績回復期待でNYダウ急騰。リスク選好の買いでユーロ円は一時126円台へ。3/11(水)はロンドン・フィキシングでドル円が下落、ユーロ円も連れ安で124円割れ。3/12(木)は、東京市場で急速な円買いに大幅下落となるも、スイス中銀の介入発言で急騰へ。3/13(金)は、NY市場から反発し、一時127円台前半を回復する場面も見られたが特段の材料もなく週末のポジション調整の取引に終始した。 ■ユーロ円の今週の見通し 先週3/12(木)にスイス中銀が「外貨買い・スイスフラン売り」介入を行うとの方針を打ち出したことで、ユーロは期待感から買い上げられました。ECBのトリシェ総裁は追加利下げを示唆していますが、ECB内部からは利下げに消極的な発言も相次いでおり、今後の市況の改善次第では利下げ見送りに大きく傾く可能性もあります。さらにスイス中銀が為替介入に踏み切ったことで、「自国通貨高」「デフレ懸念」という同じ悩みを抱える日本も介入に踏み切りやすくなったとの思惑で円が売られやすくなっており、ユーロ円にとって支援材料といえます。 また、シティグループCEOが1~2月の業績は黒字という報道でNYダウが大幅に上昇。その後もJPモルガンやバンク・オブ・アメリカ首脳からも1~2月は黒字との発言が出るなどし、米国金融では業績回復の兆しが出始めています。こうした流れがリスク回避のドル買いを後退させてユーロドルを支援する可能性がある上、円安傾向も反転する可能性もあり、ドル円を押し下げることになると思われます。今週ユーロ円は引き続き緩やかな上昇基調が期待されます。 更に詳細は出島FXワールドブログランキング・にほんブログ村へ