テクニカル・チャートのいろいろ

テクニカル・チャートのいろいろ

基本はチャートから客観的に判断すること  外国為替レートで値段が動く時には、その背景に市場参加者が「売り」や「買い」を行う判断材料が必ず存在している。この材料を大分すると「需給」「テクニカル」「ファンダメンタルズ」の3つとなる。ファンダメンタルズに関しては、経済指標やニュースの数々、要人発言などを追っていけばよい。  一方、テクニカル分析の大きな特徴はこのようなファンダメンタルズの一切を排除することにある。テクニカル分析とは、チャートという数字の羅列を使って分析し、売買のポイントを決定するものだ。要するに政治や経済などのファンダメンタルズ的側面を一切考慮せず、あくまでも過去の実績の積み重ねから近い将来の値段を予測する。 客観的な売買指標  テクニカル分析の良さはその客観性である。過去の値段、値動きの統計を取り、その数字や形状を分析することでテクニカル分析の手法となる。  テクニカル分析は客観的であるという理由から利用者が多く(市場参加者のほとんど)、システムトレーディングのようにコンピュータに組まれたプログラムによって売買するものにも応用されている。テクニカル分析から行動する市場参加者は数多くいるということになるので、決して見逃せない。  ローソク足が最も基本的で有名ではあるが、これ以外にも多くの種類が存在する。これらを分類すると「時系列」「非時系列」「オシレーター」の3つに大別される。 ●時系列チャート  ローソク足などは時系列、時間ごとに動きを追って記録していくものだ。時間軸に沿って相場がどう動いたのかを分析するものだ。 ●非時系列チャート  概して値動きに重点を置いたものが非時系列チャートである。代表的なものが、カギ足、新値足、ポイント&フィギュア(P&F)などがある。外国為替市場ではカギ足、新値足はあまり使われないが、P&Fの信奉者は多いらしい。このチャートは相場の流れに沿っているかチェックしやすい。  P&Fは、まずひとマス値幅を決めておく。挙げている際は「×」、下げている際は「○」の記号を並べていく。3マス以上反対に動かない限りはトレンド転換していないと見るのが基本。ちなみにこのチャートでトレンドラインを引くときには必ず45度の斜め線が使用される。この線をブレイクした時にトレンドフォローの売買を行う。 あまり一般的ではないが、値動きに注目したチャート。 ●オシレーター・チャート  RSI、ストキャスティックス、など相場の振動幅をある一定範囲内で指数化したもの。トレンドの強さや取引高を示すもので、市場の過熱感を図ることになる。 上からローソク足と移動平均線、AverageTrueRange、ストキャステイクス、MACD。これらを組み合わせてポイントを探っていく。
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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