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リアルタイム投資アドバイス

■本日の主要な指標の発表 ・16:00 独2月消費者物価指数・確報値(前年比) ・18:00 ウェーバー独連銀総裁、講演 ・18:30 英1月鉱工業生産 ・18:30 英1月製造業生産) ・21:30 バーナンキFRB議長、「銀行規制改革」について講演 ・23:00 米1月卸売在庫 ・23:00 米3月IBD/TIPP景気楽観度指数 本日は、欧州市場で経済指標の発表が複数予定されています。中でも、英1月鉱工業生産に注目されます。昨日、英国の金融機関への懸念などから、ポンドドルは夕方1.40ドル台から急落、一時1.3742ドルまで売られました。今日もこの指標を手掛かりに相場が動くかもしれませんので注意が必要です。 NY市場では、大きな指標発表はありませんが、21:30にバーナンキ米FRB議長の講演が予定されています。こちらも発言次第では動意づく可能性がありますので気をつけておきたいです。 今週は、「注目度の高い経済指標」などの発表は少ないものの、週末に「G20財務相・中央銀行総裁会議」、来週の3月18日に「次回FOMC」を控えています。また、「市場に金融不安の再燃とも思われる材料が噴出している」こともあり、相場の動向には十分に注意したいところです。 ■今晩の投資ポイント 昨日の為替市場では、東京時間に本邦貿易収支が巨額の赤字を計上、さらに経常収支が13年ぶりの赤字に転落したことなどを背景にして、日経平均がバブル後の最安値を更新する動きになったことが「ドル買い・円売り」につながりました。金融不安が高まる中で、決済などに必要な基軸通貨としてのドルを確保したいという思惑が現在の「リスク回避=ドル買い」につながっている感があります。特に世界的な株安がこの傾向を強めています。 ドル円は、堅調な動きで100円トライに行きそうな気配もありますが、100円ライン手前に控える実需やオプションに絡んだドル売りオーダーは依然として厚く、これをこなすのは容易ではないと見られます。本日も悪材料が噴出すればリスク回避のドル買いがさらに進む可能性がありますが、積極的に買い上がる展開というのは想像しづらいところでもあります。上値はやはり重いと見ておきたいところです。 昨日、ドルが底堅く推移した背景には、アメリカ経済の悪化が続き、本来ドルは積極的に買い難いものの、それ以上に円(日本経済の急速な悪化・政局不安)とユーロ(東欧経済の悪化のユーロ圏への波及懸念・欧州金融機関への懸念)が買い難い状況となっていることから、消去法的にドルが買われる構図となっています。 最近は経済指標の結果に対する反応が以前に比べて鈍くなっており、特にNYダウがカギとなりそうです。最近はNYダウが下落すればドルは上昇しやすく、NYダウが上昇すればドルは下落しやすくなっています。本日のユーロは、こうしたドルやポンドの動きに影響を受けそうです。 昨晩のユーロ円は、NY市場序盤では上下に振れる展開となり、一時124円付近まで下落したものの、NYダウが持ち直したことで一旦は125円を突破して125円半ばまで急伸しました。しかし、そこからの上値は重く軟調に推移しNY市場序盤の上げ幅を帳消しにする動きとなりました。 昨晩、売買を終了する時点では、「このもみ合いは2~3時間後には上昇の確率が高い」としていましたが、結局、もみ合いレンジは下に流れて朝方7時に124.31円の安値をつけるまで続きました。そこから反発となり、本日14時には昨晩の高値を上抜き125.65円の高値をつけています。 ドル円が一時的であれ100円に到達するまでは、下げても再上昇となる傾向は続いており、現在はいったん調整の動きにありますが、21:30予定のバーナンキFRB議長の講演付近をきっかけに再度反発する動きを想定しています。今晩は、それまではユーロ円の最安値を見極めてゆき、反発確認にあわせて買い参戦を考えています。 ■昨日の海外市場の動向 昨日の欧州市場では、先週末のロイズの事実上の国有化発表から英金融への懸念が根強く、ビーンBOE副総裁の「英国は特にひどいリセッションの初期段階だ」とのコメントもありポンド売りが加速。英銀大手のバークレイズが政府の資産保証プログラムに参加するのではないかとの観測も嫌気された模様。クロス円も欧州株の軟調な動きを嫌気し軟調に推移。一方ドルは、対欧州通貨での上昇に支えられ堅調に推移し、ドル買いを誘発するストップロスを巻き込みながら、ドル円は99円前半まで上昇する展開に。 NY市場では、序盤はNYダウがプラス圏まで戻したためリスク許容度が増し、ユーロの反発の動きを促し、ユーロ円はストップを絡めながら125円半ばまで急上昇をみせた。一方、ドル円はユーロドルの上昇に伴い上値が重く98円後半まで弱含みした。 その後、米財務省がバッドバンク構想の詳細を数週間以内に公表するとの発言が伝わったほか、NYダウが再びマイナス圏内に下落。ドル円も98円後半でのもみ合いが続いた。ユーロ円はポジション調整からじりじりと売られる展開となり124円半ばまで弱含みをみせた。 更に詳細は出島FXワールドブログランキング・にほんブログ村へ