3月2日 リアルタイム投資アドバイス

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■本日の主要な指標の発表 ・18:00 ユーロ PMI製造業-2月(確報値) ・18:30 英国  消費者信用残高-1月 ・18:30 英国  モーゲージ承認件数-1月 ・19:00 ユーロ 消費者物価指数速報-2月(前年比) ・22:30 カナダ GDP-12月 ・22:30 カナダ GDP-4Q(年率換算) ・22:30 米国  個人所得-1月・個人支出-1月 PCEコア・デフレータ-1月(前年比) ・24:00 米国  ISM製造業景況指数-2月 ・24:00 米国  建設支出-1月 本日も複数の指標の発表が予定されています。 欧州では、19時発表の「ユーロ圏の消費者物価指数速報-2月」が注目されます。3/5(木)に「ECB政策金利発表」を控え、金利先安観が出てくるようであればユーロ売りが加速する要因になりそうです。 米国では、24時発表の「ISM製造業景況指数」に注目となります。アメリカの製造業の動向を把握するうえで重視視されています。前回(結果:35.6)は約30年ぶりの低水準となった前々回(32.9)から数値が改善しましたが、今回の事前予想は33.8となっており、再び数値が悪化するとみられています。最近はアメリカの経済指標が悪くてもマーケットの反応は鈍く、ドル安にはなり難くなっているものの、金曜日の雇用統計を控えを注目されている指標だけに発表前後は注意しておきたいところです。 今週は各国中央銀行の政策金利発表が数多く控えています。3日(火)にRBA(豪準備銀行)とBOC(カナダ銀行)、5日(木)にはBOE(イングランド銀行)とECB(欧州中央銀行)が政策金利を発表します。マーケットはいずれの中央銀行も政策金利を引き下げる(利下げ)とみています。利下げするとの見方を背景に豪ドル・カナダドル・ポンド・ユーロは軟調に推移する(特に対ドル)可能性があります。 また、明日に「バーナンキFRB議長の議会証言」を控える点や、本日が「週明け月曜日」で「3月の最初の営業日」である点に注意したいところです。 ■今晩の投資ポイント ドル円は、先週末に98.185円の高値をつけてより調整の動きが続いており、本日9時台には96.930円の安値をつけています。欧州市場・NY市場でもこうした調整売りの流れが継続するか注目となります。 ドル円は100円タッチにもう一歩というところへ来ていますが、今週は米雇用統計や各国からの政策金利発表などを控えて調整的な動きが強まることが想定され、先週までのような一本調子でドルを買い上げる動きとはなりにくそうです。 今晩のドル円の動向は、24時に発表される「米ISM製造業景況指数」の結果発表に注目となります。ある程度の軟調な結果は織り込まれていますが、予想値を割れてくるようだとドル売りで反応しそうです。金曜日の雇用統計を占う上でも注目されている指標だけに発表前後は注意しておきたいところです。また、今週木曜に利下げが確実視されるユーロ円とポンド円が強く売られるようだと、ドル円でも円買い圧力が強まる展開が想定されます。 ユーロ円は、19時発表の「ユーロ圏の消費者物価指数速報-2月(前年比)」次第ですが、3/5(木)にECB(欧州中銀)、BOE(英中銀)が政策金利の発表を控えているため方向感が出づらく、当面121円~125円のレンジ内で上下動を繰り返す可能性があります。 今晩の売買に関しては、21時からのNY勢の動きをみながら、ドルの調整売りが継続するようならユーロ円は売り、調整一巡でドル買いの動きとなれば、ユーロ円は反発確認で買いとなります。 ■昨日の海外市場の動向 先週末の欧州市場では、序盤はドル円が97円台後半で推移したが、ユーロ、ポンド主導でクロス円が売られたことから円買いが進行。97.10円レベルまで値を下げた。その後、短期筋からドル円の買いが観測されたことでドル円は97円後半まで反発をみせたものの、クロス円は冴えない動きが続いた。 NY市場では、序盤に注目された「米第4四半期GDP改定値」が予想以上の大幅な下方修正となったことが嫌気されると、ドル円は一時97円を割れ、クロス円も安値を更新する動きとなった。しかし、ドル円、クロス円の下落が一服し反発を見せると、その後、発表された「シカゴ購買部協会景気指数が市場予想を上回る結果となり、また「2月ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値」も小幅ながら上方修正されたことから円売りの動きが強まり、ドル円は一時98円前半を回復。クロス円も反発する展開となった。7,000ドル近辺まで下落したNYダウが下げ幅を縮小したことも追い風となった模様。 その後、米GEが四半期配当の減配を発表したことが嫌気され、NYダウが前日終値近辺で上値の重くなると、ドル円も98円前半では売られ終盤は97円前半から後半を往来する格好となった。 更に詳細は出島FXワールドブログランキング・にほんブログ村へ
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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