本日のリアルタイム投資アドバイス
■本日の主要な指標の発表
23:00 英国 ビーン:BOE副総裁の講演
23:45 ユーロ トリシェ:ECB総裁の講演
*米国市場は『プレジデンツデー』で祝日休場
本日は、米国市場が「プレジデント・デー(大統領の日)」により祝日休場で特に注目材料もないことから、調整的な動きが中心となり方向感の出難い相場が続く展開が予想されます。本格的な動きは連休明けとなる明日からとなると思いますが、ユーロ円では、「ビーンBOE副総裁の講演」、「トリシェECB総裁の講演」が注目材料となりやすいです。
■昨日の海外市場の動向
先週末の欧州市場では、G7や米国の祝日を控えたことから投機的ポジションの巻き戻しが起こり、円売り・外貨買いが進展。欧州株の堅調さも支援要因となったが、株価の伸び悩みとともにクロス円は上げ幅を縮小。
NY市場では、序盤はNYダウが下値を探る展開となりドル円も連動し91.20円台まで下落。その後発表された米2月ミシガン大消費者信頼感指数が弱い結果となったものの市場への反応は薄く、NYダウが持ち直したことでクロス円と共に上昇し、ドル円は92.00円台まで高値を更新。終盤にかけては底堅く高値圏をキープ。
ユーロ円は一時は利益確定の売りにより117円台前半まで弱含んだが、NYダウが下落幅を縮小するとリスク回避の動きが緩和し、ストップロスを巻き込みながら118.70円台の高値をつけた。
■今晩の投資ポイント
今晩はNY市場が祝日休場で、特段注目される経済指標の発表もないことから、方向感の出にくい相場展開が予想されます。
本日のユーロ円の動きは、先週末のG7で期待された為替についての言及がなかったことから失望売りで(118.33円から下にマドを明けて)117.30円のスタートとなり、昼の東京市場でも軟調な展開が続き、15時台に116.51円の安値をつけてから戻りに転じ上値を伸ばす展開となっています。
本日は、相場を牽引する材料がないため、「円売り・外貨買い」の流れなのか「円買い・外貨売り」の流れなのかという視点でユーロ円の値動きをとらえ、ほぼドル円と同様の波形で動きますので、トレンドの出た方に細かく便乗する売買となります。
テクニカル的には、現在の動きが上方向であることから、朝方明けたマドの上限118.33円付近がいったんの戻りのピークという見方をしています。
では今晩のデイトレ情報も20時からの配信となります。もうしばらくお待ち下さい。
更に詳細は出島FXワールドで