ドルの下落で状況が若干変化してきました:米小売売上高や米新規失業保険申請件数がともに予想よりも弱かったため、市場は素直にドル売りに動きました。
昨日発表された米経済指標の結果により、ドルが売られる展開になりました。
米小売売上高や米新規失業保険申請件数がともに予想よりも弱かったため、市場は素直にドル売りに動きました。
一昨日の状況のままなら、円買いとユーロ売りで攻めればよかったわけですが、若干状況が変わってきました。
↓日足チャートを見てください。
ドルが弱含みしたため、ユーロドル(EUR/USD)は上昇、ドル円(USD/JPY)は下落です。
ドルの弱さからユーロドル(EUR/USD)は上昇していますが、ユーロが弱い状況が変わったわけではないので、ユーロ円(EUR/JPY)は下落方向のままです。
そして、チャート画像はありませんが、ドルの下落によりポンドドル(GBP/USD)が上昇し、それに伴ってポンド円(GBP/JPY)も上昇しています。
これらの状況を考慮して、私は今週とったポジションを2つ決済しました。
ポンド円(GBP/JPY)のショート(売り)ポジションとユーロドル(EUR/USD)のショート(売り)ポジションの決済です。
短期的にはポンドが上昇、ドルが下落ですから、これらは早めに利益確定した方がいいという判断です。
ポンド円(GBP/JPY)については、今後ドル円(USD/JPY)やユーロ円(EUR/JPY)の下落につられて再度下落していく可能性も十分ありますが、余計なリスクはとらない方がいいと思って決済してしまいました。
↓昨日の取引履歴
一時は15万円くらいの含み益になっていたので利益が減ってしまって残念ですが、トータルで7万円の利益ですから、あまり欲張らずにこれくらいでよしとしておきます。
今日は、日銀金融政策決定会合の結果公表や黒田日銀総裁の会見がありますので、その内容次第では相場が大きく動くかもしれません。
どう動くにしても、とにかく流れに乗っていけば必ず利益は取れます。
あわてずに、方向性が決まったらその流れに乗っていきましょう。
written by リアルステージ