金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1960号/加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02323
Languages

コツコツドカ~ン!トレードをされる方なら、一度や二度は聞いたことのあるこの言葉。

コツコツドカ~ン!トレードをされる方なら、一度や二度は聞いたことのあるこの言葉。

トレードをされる方なら、一度や二度は聞いたことのあるこの言葉。
コツコツドカ~ン!
今日はこの「もう一つの意味」について考えてみました。
よく言われるコツコツドカ~ン!の意味
一般的によく言われるのは、「利食いが小さく、損失を大きく」取ってしまう事で
一発で利益が吹き飛ぶよ。
だから、損小利大でトレードしなければいけないよ。
大体そんな意味で話されることが多いと思います。

ですが、この言葉の裏に隠された
重要な心理的観点については忘れてしまいがちです。
もう一つのコツコツドカ~ン!の意味
人間、楽しいことを経験すると、
もう一度経験したいと思うものではないでしょうか。
過去に楽しかった旅行や音楽イベントや食事などを思い出して頂ければ
イメージがしやすいと思います。
それが楽しければ楽しいほど、快感であればあるほど追体験したいと感じます。

トレードにおいてそれは、勝ちです。
それも、大きな勝ちです。
大きく勝つと、それが快感となり、やめられなくなる。
次も大きく勝ちたいと願う。
それは自然な事ではあります。

しかし、そこにこそ、ワナが仕掛けられているのです。

大きく勝つためには、二つの方法があります。
大きな値幅を得る
大きな資金で買う

大きな値幅を得る方は問題ありません。
問題は「大きな資金で買う」の中に隠されています。
枚数がどんどん膨らむ中毒性
最初は資金を失う事が怖くて、誰もが小さな枚数で始めるはずです。
でも、次第に枚数は膨れ上がる。
これは仕方のない事です。
誰だって安全だと思えば、「どうせなら」と考えることでしょう。
結果として、枚数を増やすことになり、ポジションは積み上がる。

この枚数の増加が、資金の増加に比例しているのであれば何も問題はありません。
リスクは変わっていないからです。
資金に対して決まった%のリスクを追う。
これならば、安全な資金運用と言えるでしょう。
もちろん%にもよりますが(笑)。

しかし、資金があまり増えていないにもかかわらず枚数が膨れ上がってしまった場合。

そして、そこで勝ちを経験してしまった場合。

これは悲劇としか言いようがありません。


自分にとって無茶な枚数で勝ちを経験する。

当然、次も
同じ金額か、それ以上の金額を求めてしまう・・。

この「同等かそれ以上を求めてしまう心理的傾向」が
その後のドカーン!を生み出すのです。
もう戻れない。
トレードに勝ち、調子に乗り(笑)、甘いエントリーで痛い目に合う。

この経験はおありではないでしょうか。

ですが、これが度を越してくると次のようになります。
大きな枚数で勝ち、かなり調子に乗り(笑)、甘いエントリーで予想外の攻撃を受ける。
この瞬間に、ドカーンが完成し、今まで頑張って増やしてきた資金を
一気に失ってしまうのです。

なお、「大きな値幅を得る」に関しては問題がないと言いましたが
実はその場合も、利食いを甘くしてしまうという問題はあります。
明らかに反転すると分かっているにもかかわらず、淡い期待を抱き放置する。
結果、戻ってきてしまう。
まさか、まさかが、やっぱりねに変わる。

大きな値幅を得る、でも、大きな枚数を買う、でも同じ問題をはらんでいます。

それが、前回の勝ちを追体験したいという欲求です。
前回が上手くいけばいくほど、この危険性は高くなります。

「上手くいった勝ちを再現するには
同じような相場展開か、更に有利な相場展開が必要になる」
という事を忘れていると痛い目を見ることになります。


この部分に関して、戦略という話が関係してきます。
8つの戦略の内の一つ目。
「やるのか、やらないのか」について、次回コラムを書きたいと思います。
人生や恋愛にも同じ傾向が?
今回お話しした、「楽しい事、快感を同レベルかそれ以上を求めてしまう」
人間の欲求は何もトレードだけに限定した話ではありません。

楽しいことを経験し過ぎると、後がつらい・・。(笑)
過去を振り返って、比べてしまうからです。
この問題は、年を取れば取るほど深刻になっていく
「昔は良かった・・」という言葉に凝縮される話でしょう。

人生、ステップアップで徐々に上り詰めるのが良いのかもしれませんね。

written by 3starterjp