異なる時間軸のチャートを分析してトレード戦略を立てる
先週前半までの円相場は明らかな下落でしたが、後半は上昇に転じました。
↓ドル円、ユーロ円、ポンド円の日足チャート
日足チャートを見ると、ドル円(USD/JPY)は上昇の勢いが強く、ポンド円(GBP/JPY)は大きく上昇したものの金曜終値の段階では頭打ち状態、ユーロ円(EUR/JPY)は下げ止まりからようやく上昇に転じてきたということがわかります。
さて、基礎講座(実践編)でお伝えしている日足のトレード手法では、まだエントリータイミングは来ていません。
MAの様子を見る限り、この状態でのエントリーは難しいですね。
戻り売りのタイミングを図る局面です。
日足を使ったトレード手法では、エントリーチャンスは一日に一回あるかないかですから、ゆったりトレードしてじっくり利益をとっていくことができるというメリットはありますが、積極的にトレードをして短期間で利益を積み重ねていきたい方にとっては物足りなさを感じられるかもしれません。
では、4時間足チャートでのトレードではどうでしょう。
↓ドル円、ユーロ円、ポンド円の4時間足チャート
ドル円(USD/JPY)は上昇の勢いが強く、ポンド円(GBP/JPY)は大きく上昇したものの金曜終値の段階では頭打ち状態、ユーロ円(EUR/JPY)は下げ止まりからようやく上昇に転じてきた、、、という分析は全く変わりませんが、この4時間足チャートを使ってトレードする場合は、日足チャートとは反対方向のトレード戦略になります。
間違いなく買い場を探る局面です。
そして、通貨ペアごとに状況は異なりますが、今現在がエントリーチャンスと考えてもいいような状況もあります。
それも、もしかしたらかなり大きなチャンスかもしれません。
では、1時間足チャートも見てみましょう
↓ドル円、ユーロ円、ポンド円の1時間足チャート
相場状況の見え方が異なりますね。
これでどの通貨ペアでどうトレードをするのがいいか、明確になりました。
このように、日足チャートを見て、4時間足チャートを見て、1時間足チャートでエントリーするというのは、非常に有効な手段です。
時間軸の異なるこの3種類のチャートを見て、どの通貨ペアでどのようにトレードすればいいかがわかる方は、ある程度トレードの力がついている方だと思います。
もしわからないなら、完全無料ですから、NFCの『FXトレード講座』を受けられることをおすすめします。
どうチャートを分析し、どうトレードしていけばいいかが明確になると思います。
ちなみに、今回は『日足、4時間足、1時間足』というチャートの組み合わせですが、もっと『1時間足、15分足、5分足』などの組み合わせでもっと短期でトレードするのもいいですね。
NFCメンバーには、このチャートをどう分析するかという答えと、月曜日からの私のトレード戦略を具体的にお伝えしますね。
お楽しみに。
written by リアルステージ