TAIGUN BOX:ボックスゾーンを使ったラインブレイクトレード用のインジケーター
FXで、レンジブレイクトレード系のインジケーターは、今、人気の的とも言える
状態です。
トレードとプログラムに明るい開発者さんが、いろんなアイディアを形にしてリリースしていますね。
今日は、そのFXのレンジブレイクトレード用インジケーターの1つ、TAIGUN BOXを使って
トレードした感想をレポートしてみました。
TAIGUN BOXは、BOXと名の付く通り、ボックスゾーンがチャート上に表示されて
その領域からロウソク足が抜け出る、つまり、ブレイクするとエントリーチャンス到来
です。
BOXは、アジアンセッションの高値と安値を囲んだもので、初期設定では日本時間の昼から夕方
を基準となっています。
その高値と安値をゾーンとして、NYタイムの終わり(日本時間の早朝)まで表示されます。
欧州マーケット(16:00頃)がオープンすると、レートはこのゾーンをブレイクしやすく
一般的にはゾーンを割れた場合にトレンドが出やすいと言われています。
このBOX&ゾーンブレイクに従ってデイトレードを仕掛けるのが基本的な使い方です。
チャートの下に表示されている『オシレーター』は、ボックスのブレイクが騙しかどう
かを確認する為に使用します。
上の画像では、一旦下げた後、上昇方向の強いトレンドに変化しています。
これは俗にいう“騙し”です。
しかし、オシレーターを参考にすると、騙しであった事が判断できます。
オシレーターの「細い線は相場の方向感」「太い棒は相場の勢い」を
示しています。
太い棒は色で売り買いの圧力が判断でき、中央を堺に、上げ圧力が強いか、下げ圧力が
強いかが判断できます。
この2つのオシレーターを組み合わせる事で、ローソク足だけでは見えてこない「相場の
方向感」をキャッチできるようになります。
実際のトレード方法は
【BOXのブレイクを利用した、順張りのスキャルピング】
1. 日足、時間足などの長期の足で、相場の大きな流れを確認する。
2. 15分足~1分足など短い足で、相場の現在の方向感を確認する。
3. BOX&ゾーンはブレイクしているかどうか確認する。
4. ブレイクの方向と大きな流れは一致しているか確認する。
5. オシレーターを見て相場の勢いと方向感を確認する。
6. 損切りポイント、利確ポイントを決める。
7. 準備が整ったらトレード。
の順序で使うと良いという作者の説明でしたので
今日(5/21)午後にトレードをしてみました。
下の画像の通り、ユーロドルの4時間足で方向感を捉えて
1分足でエントリータイミングを計るという方法です。
もっと早くにエントリーをすることも出来ましたが、エントリー前には1分足の
オシレーターの動きも確認しエントリーを実施。
BOXの上部がうまい具合にレジスタンスラインになっていて
そこをブレイクした後のかなり後にエントリーを行ったものの
然りを含み益を確保することが出来ました。
ラインブレイクトレードを支持するトレーダーの方は多いですが
TAIGUN BOXは、非常に使いやすいブレイクトレード用のツールだと感じました。
ラインブレイクトレードが気になる方には、良いインジケーターだと思います。
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