【第4回】トレンド発生と終焉を発見!フィーバータイムを見逃すな!~ボリンジャーバンドを使いこなせ!vol.4 ~
前回:スクイーズとエクスパンンションを乗りこなそう!~ボリンジャーバンドを使いこなせ!vol.3 ~
2012年にFXデビュー。その後成績は緩やかな下降トレンド・・・そして2015年、何とか生涯損益がプラスに!専業を夢見る短期中心のテクニカルトレーダーです
ブログ:おいでよ!FXトレーダーの杜
皆様こんにちは、ねこトレーダーです。(´・ω・`)ヤァ
前回は、相場の値動きが正規分布では無い事によるボリンジャーバンドへの影響、バンドの収縮・拡大の意味を書きました。
今回は、そのバンド拡大時に表れる フィーバータイム について書きたいと思います。
トレンド発生の強烈なシグナル!
ボリンジャーバンドにはバンド拡大時、エクスパンション時に表れるある現象があります。
フィーバータイムとか言っていますが、あまり調子に乗るとジョンに怒られますね・・・
正式にはバンドウォークと呼ばれる現象です。
例のチャートで確認をしてみましょう。
ドル円1時間足
白い楕円で囲った場所がバンドウォークと呼ばれる所です。
スクイーズ後バンドが広がり、まさにその広がったバンド上を闊歩するかの如くレートが推移しているのが見て取れます。
エクスパンションの初期には、瞬間的にバンドが広がるもまたレンジに戻ってしまうという事も少なからずありますが、エクスパンション+バンドウォークという2つのシグナルが確認できれば、そこに強いトレンドが出ているという事が一目瞭然!という訳です。
トレーダーのお友達
投資の世界には『The trend is your friend』という格言がある様に、トレンドに乗る事が大きなチャンスである事は間違いありません。
少なくとも、このバンドウォークが確認されている間の逆張りは避けるべきでしょう。
通常、バンドウォークは広がったバンドの+σ~+3σ(-σ~-3σ)の間を推移しますので、
- 仕掛けが遅れた場合は+σまでの押しを待ったり(逆も然り)
- 勢いが強いと感じたら多少リスクを抑えての順張り
でも良いかと思います。
「ハイ、ジョン!バンドウォークでトレンド発生の判断はつくけど、それはいつまで続くんだい!?」
と、質問がでるかもしれませんね。
損切りよりも利確の判断が難しいとも言われていますし、そんな事が分かれば苦労しないよ・・・と思われるかもしれません。が、
何とボリンジャーバンドにはトレンド終焉を示唆するシグナルも備わっているのです。Σ(゚Д゚;マジデ!?
ボリバンをシグナルとして使ってみる
それはトレンドと反対方向のバンド、要は上昇トレンドならば-2σのバンドとクロスした時です。
先程のチャートに赤い矢印を書いた所がそのポイントですが・・・ちょっと遅いですね。
(´・ω・)ショボーン
ただこれは、「大きな利益を取りたい人向けだよ!(´∀`*)テヘペロ」とジョンも言っていますので、小さめのトレンドが発生した場合等にはあまり有効な手法では無く、
むしろ放っておくとせっかくの利益もマイナスになってしまう事もあります。(´・ω・`)ショボーン
そこで、私流の決済シグナルをご紹介したいと思います。
ずばり、トレンド方向のバンドが収縮し始めた時!です。
チャートで確認してみましょう。
ドル円1時間足
バンドが収縮し始めるという事は、ボラティリティの低下、つまりトレンドの終焉を示唆 していると解釈できる訳です。
赤い矢印がそのタイミングですが、私的にはなかなかのタイミングだと思っています。
(・∀・)イイネ!!
右端のトレンドはチャートが切れてしまって見えませんが、これもまぁまぁの位置で利食いできていますので、確認してみて下さい。
利食いを遅すぎず、早すぎずを追求した手法ですので、「どでかい魚が来た時にはお腹の所を1口かじった程度の利食い」で終わってしまう事もありますが、 ご自身のトレードスタイルに合わせてご参考にして頂ければと思います。
さて、4回にわたってボリンジャーバンドを用いたテクニカル分析の記事を書きましたが、いかがだったでしょうか?
これまでの内容を基に、次回は直近の相場分析を行ってみたいと思います。
それでは皆様、今日も爆益を!(σ・∀・)σゲッツ!!
2012年にFXデビュー。その後成績は緩やかな下降トレンド・・・そして2015年、何とか生涯損益がプラスに!専業を夢見る短期中心のテクニカルトレーダーです
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