【3分鐘內就能閱讀與學習的現實投資課程|第1講・不要再去尋找必勝手法】
今日の結論
必ず勝てる手法なんて、ありません。
ここを認めるところからしか、トレードは始まらないと思っています。
「聖杯」という言葉
FXをしばらく続けていると、「聖杯」という言葉を耳にするようになります。必ず勝てる手法、という意味です。
勝率90%、月利30%、負けなし。SNSや広告には、そんな数字が毎日のように流れてきます。
先に言ってしまうと、そんなものはありません。
相場は、世界中の参加者が売ったり買ったりした結果として動いています。昨日うまくいった形が、明日も同じように動いてくれる保証はない。もし本当に必ず勝てるやり方があるなら、みんなが同じことをして、その時点で効かなくなります。
勝率は、いくらでも作れてしまう
もうひとつ、知っておいてほしいことがあります。勝率は、作ろうと思えば作れてしまう数字だということです。
損切りをせず、含み損が戻るまでじっと待つ。これを続ければ、勝率は90%にも95%にもなります。ただし、戻らなかった1回で、それまでの利益がまとめて消えます。
成績表に勝率しか書いていなかったら、まずそこを疑ってください。
半分負けても、お金は増える
では、聖杯がないなら何を頼りにすればいいのか。答えは拍子抜けするほど単純で、「負けを小さく、勝ちを大きく」です。
たとえば10回トレードして、5勝5敗だったとします。負けは1回1万円、勝ちは1回2万円です。
| 負けの合計 | 1万円 × 5回 = 5万円 |
| 勝ちの合計 | 2万円 × 5回 = 10万円 |
| 差し引き | プラス5万円 |
※スプレッドなどのコストは考えない、単純な計算です。
半分負けているのに、プラスで終わっています。
勝ちの合計を負けの合計で割った数字を「プロフィットファクター(PF)」と言います。この例ならPFは2.0。PFの話は、この先の講でじっくりやります。
この講座について
この講座では、こういう派手さのない話を、毎日3分で読める量に分けて書いていきます。全部で360講、1年がかりです。
最初の1か月は数字の話。勝率、PF、期待値、ドローダウンの4つです。これが読めるようになると、甘い宣伝文句にはまず引っかからなくなります。
今日のチェック
「必ず」「絶対」「負けなし」と書かれた宣伝を、どれかひとつ思い出してみてください。
損切りのルールと、最大ドローダウン(資金がいちばん減った幅)は書いてありましたか。
次回予告
次回は「勝率で手法を選ぶな」。勝率だけを見て手法を選ぶと何が起きるのか、数字で確かめます。
ちなみに、TSUBAKUROも聖杯ではありません
私が販売しているTradingView用のストラテジー「TSUBAKURO」も、負けるときは負けます。負ける前提で、損切りと利確(リスクリワード1:2)を最初に決め、押し目からの再ブレイクだけを狙う作りにしました。バックテストの結果は、成績がいまひとつだった原油も含めて、条件ごと商品ページに載せています。
※本記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。記事中の数値は説明のための例であり、将来の成果を保証するものではありません。FX・CFDなどの証拠金取引では、元本を超える損失が生じるおそれがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。