「最も大きな危険は勝利の瞬間にある」（ナポレオン・ボナパルト）

徒然草の木登り名人の話も同じようなことを言っていたと思います。

以下に現代語訳を引用させてもらいます。

木登りの名人と呼ばれている男が、弟子を高い木に登らせて小枝を切り落としていた。弟子が危ない場所にいる時には何も言わず、軒先まで降りてきた時に、「怪我をしないように気をつけて降りて来い」と声をかけた。「こんな高さなら飛び降りても平気ではないか。なぜ今更そのようなことを言うのか？」と問わば、「そこがポイントです。目眩がするくらい危ない枝に立っていれば、怖くて自分で気をつけるでしょう。だから何も言う必要はありません。事故は安全な場所で気が緩んだ時こそ起こるのです」と答えた。

古今東西、人は同じ過ちをしているんですね。

自分だけは例外だ、なんて思っちゃいけませんね。

何なら人一倍に油断しますし慢心しますもの（笑）。

「お家に帰るまでが遠足」ですね。

ではまた次回。