《東洋経済ONLINEでコラム掲載中!》利食いして後悔する必要はない
おはようございます、松下です。
毎週土曜日は、
今年も投資に関連するテーマの
コラムをお届けしていきます。
本日のテーマは、
「利食い千人力」です。
新年最初のコラムのテーマとしては、
縁起がいいテーマです。
(偶然ですが。笑)
今年も一年間、
しっかり利食っていきましょう。
【コラム】松下誠の投資探究
第180回「利食い千人力」
投資において、「利食い」とは、自らの資金を増やし、
1つの目標達成の証といえる。利食いで資金を増やせば、
次の売買においてリスクの許容が容易になり、優位性を
高める作用があることからも、利食いには力がある。
この力こそが、「利食い千人力」と言われる所以だ。
利食いは、投資家の意思と決断によって行われる。
つまり、利食いは投資家自らの明確な意思決定の後に
得られる力であり、大きい評価に値する。しかし、
不思議なもので、多くの投資家は、いつも利食いした後でも
後悔している。「利食いが早すぎた。もっと保有していれば、
利益を増やすことができた。」と、タラレバばかりを口にして、
評価や感謝をすることはない。この投資家は、いつまで経っても
自分の利食いに満足することはない。最高の利食いなど
存在しないからだ。自分の決断において実施した利食いで、
後悔する必要などないのだ。
利食いは、投資家自身の決断の結果であり、
その決断の評価として利益という力を得ることができる。
まずは、この結果を正面から見据えて感謝することを
忘れないでいたい。感謝する心がなければ、利益は
あなたの元に再び来ることもなくなる。
利食いは、あなたの決断に対する評価であり、
力である。利食いをした時には、素直に感謝しよう。
そうすれば、次もあなたの元に利食いが訪れ、
あなたは感謝の気持ちの中で利食いを重ねることができる。
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Is it OK?