トレードの期待値を高める鍵 ― 最もシンプルかつパワフルなトレードの根拠
Big Qです。
DMでよくいただくお悩みがあります。
「いろんな手法を学んできたのに、結局勝てるようにならなかった」 というものです。
この悩みは、本当によく分かります。
なぜなら、私自身も同じ道を歩んできたからです。
海外を含め、何年もかけて複雑なロジックを学んだり、インディケーターをいくつも組み合わせたりしました。
けれども結果は、勝てるときと負けるときの差が大きく、成績は安定しませんでした。
つまり、継続的に勝てない。再現性がない。
そんな試行錯誤の末に、ようやく気づきました。
トレードで「継続的に勝ち続ける」ために欠かせない、最もシンプルでパワフルな根拠とは何か?
最も重要な根拠は「価格帯」です。
なぜなら、大口を含め、多くのトレーダーがまず意識しているのは「価格帯」だからです。
だからこそ、意識される価格帯だけでトレードすることで、より期待値の高いトレードが可能になり、勝ち組トレーダーに近づけます。
この価格帯を見極めるための代表的な手段としては、
1. 水平線(サポート・レジスタンス、ラウンドナンバー)
2. 出来高プロファイル(Volume Profile)
3. POC(Point of Control)
4. オークションマーケット理論
等があります。
私の経験では、多くのトレーダーにとって、最も分かりやすいのが水平線(過去のローソク足の反応) です。
ただし、水平線にも弱点があります。
おそらく「水平線は苦手だ」と感じるトレーダーは、次のような理由に心当たりがあるはずです。
① 上位足ほど効果的である一方、ヒゲで抜けやすい
その結果、ピンポイントでのエントリーが難しい。勝率を上げるためには、損切幅を広げざるを得ず、リスクリワードが悪化する。
② 水平線が何本も引けてしまい、どれを使えばよいか分からない。
実は、私自身、これらの弱点を克服できず、何度も水平線を使ったトレードに挫折してきました。
その結果、たどり着いた克服方法が、
①については、
水平線を「ゾーン(価格帯)」として捉えるという考え方です。
線ではなく、ゾーンをベースに、エントリーのタイミングを工夫することで、①の弱点を克服できます。
興味がある方は、どのエントリータイミングで入ればよいか、またどこで利確すれば期待値が高くなるのか、ご自身で検証してみてください。
「あなたが悩む」というこは、おそらく他のトレーダーも同じように悩んでいるということです。
つまり、今は明確に意識される水平線が存在しないということ。
その場合は、「見送り」です。
トレードは、誰も知らないポイントを探す宝探しゲームではありません。
過去に強い痕跡(強い反発、強い上昇・下落の起点)を残している場所だけに注目し、
そこだけで勝負すればいいのです。
そして、その痕跡は、ローソク足を見れば、即座に分かるものです。
ちなみに、水平線の弱点を克服するために、試行錯誤の末、生まれたのが「Golden Strike」です。
Golden Strikeでは、上位足(4時間足)の水平線を「ゾーン」として捉え、
さらにそのゾーンの中でも 最も期待値が高い「上限」と「下限」だけを狙います。
この仕組みによって、判断がシンプルになり、再現性のあるトレードが可能になりました。
Golden Strikeを使った実際のトレード事例を投稿ナビに日々掲載しています。
ご興味がある方は、ご自身の検証の際に、ぜひ参考にしてみてください。
Happy Tradesを!
Is it OK?