「FXで一番難しいのは、勝つことじゃなく、“お金を残すこと”だ」
こんにちは。
今日はちょっと視点を変えて、
**テクニカルの外側にある“本当の課題”**について話します。
◆ どれだけテクニカルを磨いても、「3割」は負ける。
どれだけチャートを分析しても、
どれだけインジケーターを使いこなしても、
FXの勝率は、せいぜい6~7割が限界です。
プロだってそう。
AIだってそう。
理由は単純で、相場は生き物だから。
「これは完璧だ」と思ったエントリーでも、
たった数秒で反転することなんて、日常茶飯事です。
それでも僕たちは「どうにか負けないように」と、
インジの設定をいじり、パターンを探し、時間足を切り替え…
“分析の精度を1%上げる努力”に没頭してしまう。
でも正直、それが**トレードの本質か?**と聞かれたら、僕はこう答えます。
「勝ち方」よりも、ずっと大切なことがある。
それは──**『お金の残し方』です。**
◆ 勝っても、負けている人たちの正体
こんな経験ありませんか?
- 数連勝して気分が上がる
- ロットを上げて次のトレードへ
- 気づけば、勝った以上に減らしている…
冷静に考えればおかしい話です。
「勝った直後なのに、なぜ資金が減ってるのか?」
答えは明確。
“気が大きくなって、お金を守る意識が消えている”からです。
この心理、どこかで見たことありませんか?
そう──
パチンコで勝った人の、帰り道のテンション。
・コンビニで無駄に買い物
・調子に乗って次の日も突っ込む
・気づけば、マイナスで終わってる
FXも、「勝ったからOK」じゃない。
勝っても資金が残ってなければ、それは“ただの気分転換”と同じ。
◆ “投資”と名乗っていても、メンタルがギャンブルなら負ける
どれだけかっこいい肩書きでFXをしていても、
“勝ったあとに自分をコントロールできない”うちは、
それは**「投資」ではなく、「ギャンブル」**です。
しかも最悪なことに、
ギャンブルには**「クセになる快感」**がある。
「勝った金額を減らすまでやりたくなる」
「調子が良いときほど、リスクを忘れる」
これは人間の本能に近い感覚で、
訓練なしでは止められません。
◆ 真の課題は、チャートの“外側”にある
トレードで結果を出すには、
チャートを読む力・インジを使いこなす力も大事です。
でも、
それだけでは勝ち続けられない。
「勝ったあとの行動」
「ルールを守る力」
「メンタルの安定」
「お金を“減らさない”という冷静さ」
これらは全部、チャートの“外”の話です。
でも、それこそがプロのトレーダーたちが日々磨いているスキルでもあります。
◆ まとめ:残す意識がある人だけが、本当に“勝った”と言える
「勝った」というのは、
エントリー後にチャートが伸びたときではありません。
「口座に資金が残っていて、それが増え続けているとき」
初めて「勝った」と言えるのです。
あなたが今、
・勝ったのに減らしてしまう
・負けを取り返そうとして焦る
・資金が増えたり減ったりを繰り返している
そんな状態なら──
もう一度、“お金の残し方”を見直すタイミングかもしれません。
▶「勝ち方」より、「残し方」を学びたい方へ
Is it OK?