第2回 ドル高トレンドは継続するか(トランプ政策の注意点)
今日はいよいよ大晦日ですね。お忙しいとは思いますが、ゆきママのコラムにも目を通していただけると幸いです。さて、第2回のテーマはもちろんドルとトランプです。もはや説明不要なレベルで、今年の終盤はトランプ旋風が吹き荒れました。
そして、いよいよ来年2017年は一体どうなるの?となるわけですが、各社の想定レートがほぼ出揃っています。国内証券会社は、1ドル=115円を中心にせいぜい年末に1ドル=120円といった予想になっていますが、海外に目を向けるとゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが125円、BNPパリバが128円と、かなり強気な予想が目立ちます。
これは一体何を意味するのかということを含め、ドル高の継続性やトランプの政策におけるリスクシナリオを検証していきたいと思います。
■トランプ新大統領への絶対的な期待と信任
つまり、これらはトランプ大統領への見方として本邦勢と海外勢の間に…
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