【1分知識】金利と株価の相関は崩れたのか?:新時代の資産配分戦略
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序章:伝統の終焉か、それとも一時の歪みか?
20世紀後半から現代にかけて、「株と債券は逆相関」という前提は資産運用の“常識”とされてきた。
リスクオンの局面では株が上がり、景気後退やリスクオフでは債券が買われ、株価は下がる。
この負の相関関係を前提とした“60/40”ポートフォリオ(株60%、債券40%)は、数十年にわたって多くの投資家に安定したリターンをもたらした。
だが2022年、米国を中心に同時多発的に起きた株安・債券安がこの前提を大きく揺るがせた。
インフレが高止まりし、中央銀行が金利を急速に引き上げる中で、「株も債券も安全ではない」という現象が現実となったのだ。
本稿では、金利と株価の関係が本当に崩れたのか、その背後にある構造的要因、そしてこれからの時代にふさわしい資産配分戦略を探っていく。
金利と株価の伝統的な関係
経済成長と金利のバランス
好景気 → 企業業績上昇 → 株価上昇
過熱 → 金利引き上げ → 値下がり圧力(株式・債券)
金利が低いと、株式の現在価値が高くなり、企業の借入コストが下がるため株価にとってプラス。
一方で、金利上昇は株式のバリュエーションにマイナスに作用する。
株と債券の“逆相関”のメカニズム
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