2月28日は地政学リスクと経済指標が交錯、月末の激しい往来。来週の相場展望は?
FX
2月28日の為替市場は、ウクライナ情勢の再燃と米指標の発表などが重なり、リスク回避から一転してドル高・円安が進む「往って来い」の展開となりました。
ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプ米大統領の首脳会談が決裂し、和平合意への期待が崩れたことで欧州通貨が急落。
ユーロは対ドルで1.0359ドル(2週間ぶり安値)まで売り込まれる場面がありました。
一方、リスク回避で一時149円台前半へ下落したドル/円は、米株の持ち直しなどを受けて急反発。
NY終盤には150.99円の高値を付け、最終的に150.63円前後で取引を終えています。ユーロ/円も一時154.80円まで下落した後、157円台まで買い戻されるなど、全体的に乱高下の目立つ一日でした。
ポンドもドルや円の動きに左右され、ポンドドルは1.2568ドル付近まで下落、ポンド円はリスク回避局面で188円台後半へ落ち込む場面があったものの、最終的には189円前後へ反発し引けています。
2月28日の主要通貨ペアの値動き
ここで、ドル円・ユーロドル・ユーロ円・ポンドドル・ポンド円のチャートをそれぞれ確認しておきましょう。
ドル円(USD/JPY)
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