今8円...ネムコインの価格上昇はいつ!?特徴やハーベスト、将来性について徹底解説!
ネムコイン(NEM/XEM)を聞いて、思い浮かべるのはハッキング事件、あるいはカタパルトされないなどのことでしょう。
正直に言えば、ネムコインに期待を寄せている声も多いですから、カタパルトされないのは失望してしまいますね。
では、ネムコインとはそもそもなぜ期待されるのか、その実態に迫っていきましょう!
ネムコイン(NEM/XEM)とは?目的
ネムコインとはNEM(ネムコイン)と表記される通貨の名称でNEMプラットフォーム上で発行された通貨のことです。
NEMとは「New Economy Movement」の略であり、NEMの目的はブロックチェーンを通した新たな経済圏の創出を目標としたプロジェクトの名称になります。
ネムコインは2015年3月に公開され、発行枚数上限は90億XEMですが、現在全てのNEM(ネムコイン)が発行済みです。
下記はネムコインの目的を分かりやすく表している動画ですからご覧下さい。(時間:2分40秒日本語字幕あり)
NEM(ネム)とXEM(ゼム)の違い
NEMとXEMが混同してしまう人もいる為、NEMとXEMを簡単に説明すると、
- NEM(ネム)=ブロックチェーンの名前
- XEM(ゼム)=仮想通貨の名前
以上のことです。
ですから、本来であれば、ネムコインではなく、ゼムコインと表現した方が正しいですが、ネムコインの名前で広く浸透していますから、本記事ではネムコインとして表現しますね。
ネムコイン(NEM/XEM)の特徴
NEM(ネムコイン)には様々な特徴があります。
その中でも特に重要な特徴を説明して行きます。
PoI(プルーフオブインポータンス)方式を採用
ネムコインには、PoI(プルーフオブインポータンス)と呼ばれるアルゴリズムを採用されています。
ビットコインはマイニングにPoW(プルーフオブワーク)という方式を採用していてトランザクションの承認をしてくれた人に報酬を与えるというものです。
しかし、PoWは資金力のある人が多くの利益を生み出せるようになっていてマイニング難易度がどんどん上がっています。
ですが、ネムコインのPoIはユーザーの重要度に応じて報酬が与えられるというシステムです。
では何がユーザーの重要度を決めるかというと、
- ネムコインの保有数
- 取引の頻度
によって重要度が決められる仕組みになっています。
ただし、ハイスペックなパソコンを持っているからといって報酬を受けられるわけではなく、ネムコインにどれだけ関わっているかによって報酬が決められます。
ですから、ネムコインの独自のコミュニティ活性化にも繋がるともされています。
スマートコントラクトを実装している
ネムコインはイーサリアム(ETH)と同じようにスマートコントラクトを実装しています。
ですがネムコインのスマートコントラクトはイーサリアムのスマートコントラクトとは少し違いがあります。
イーサリアムのスマートコントラクトを利用する際にはプログラムの専門知識が必要になってきますので、知識を持っていなければスマートコントラクトを扱うことはできません。
しかし、ネムコインのスマートコントラクトは専門知識がなくてもスマートコントラクトを扱うことができるように用意されています。
つまり、プログラムの専門知識が必要ではないため、プロジェクトに参加しやすいということですね。
ネムコイン(NEM/XEM)のハーベストとは?
ネムコインにはハーベストというものが存在するのですがどういったものかというと、10000ネムコイン以上保有しているとタダでネムコインがもらえるというものです。
もう少し詳しく説明するとハーベストとは、ブロックチェーン上で行われた取引を承認する作業のことでProof of Importanceという仕組みを使っています。
ハーベストのやり方は簡単で10000NEM以上をNano Walletに保管してNano Walletからハーベストに参加すれば、あとは待っているだけで自動的にネムコインがもらえます。
注意しておきたいのはハーベストの対象になるのはNano Walletに入っているネムコインだけなので取引所などにいくら大量のネムコインを持っていてもハーベストは受けられないので注意しましょう。
ネムコインがカタパルト(実装)されるとどうなるか
ネムコインで常に期待されているのがカタパルトの実装ですね。
ネムコインのカタパルトとは、簡単にいえば大型のアップデートのようなものだと想像してもらえるといいと思います。新たな機能を追加していこうという試みですね。
カタパルトを実装することによって処理スピードの向上したり、マルチレベルマルチシグという複数のマルチシグ(署名)を要求することができ、セキュリティ面がさらに強固になるといったメリットなどあります。
さらに、アグリゲーティッドトランザクションという複数の取引をまとめて行う技術の実装も含まれており、これにより顧客がネムコインを支払い企業が顧客に提供するサービスのトランザクションを一つにして処理することができるようになります。
これにより取引の際のトラブルをなくすことができ、取引を円滑に進めることができるようになります。
つまり、ネムコインがカタパルトをすると、他の仮想通貨よりも高性能になると思ってよいでしょう。
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