なぜ損切りは難しいのか?
FX
どもいくら。です。
トレードをしていると、「損切りしなければ…」と思いながらも、なかなか実行できないことがありますよね。
「もう少し待てば戻るかもしれない」
「ここで切ったら負けが確定してしまう」
こう考えているうちに、気づけば損失がどんどん膨らんでしまう…。誰しも経験があるのではないでしょうか?
では、なぜ人は損切りを躊躇してしまうのか? そして、どうすれば適切に損切りができるようになるのか? 心理学の根拠も交えて、その理由と対策について解説していきます。
1. なぜ損切りが難しいのか?
① 「損を確定させたくない」(損失回避バイアス)
人間の脳は、「利益を得る喜び」よりも「損失の痛み」のほうを強く感じるようにできています。これを**「損失回避バイアス」**と呼びます。
・少額の損失ならすぐ切れるのに、大きくなると「戻るまで待とう」と粘ってしまう
・「あと少しで反転するかもしれない」と期待してしまう
・気がついたら想定以上の損失になっている
こういった状況に心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
② 「自分の間違いを認めたくない」(エゴと自己正当化)
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Is it OK?