ショー太の米ドル予想(2018/11/11)
FX
ショー太です。
先週の米ドル/円は一時114円台を回復しましたね。
今年一番のイベントである中間選挙が終わったことの安心感や、FOMC(米国の金融政策を話し合う重要イベント)で引き続き利上げ継続に前向きな姿勢が示されたことから、米ドルが買われたようです。
9日(金)は米国株や原油価格が下げる中、米ドル/円も少し売られて終わっています。
ただ、移動平均線が全て上向きであることから、米ドル/円の上昇トレンドは継続中と判断できます。
米ドルが反応しやすい今週のイベントは、11月14日(水)発表の10月消費者物価指数(CPI)や11月15日(木)発表の10月小売売上高、11月フィラデルフィア連銀景況調査(製造業景気指数)などでしょうか。
10月消費者物価指数(CPI)は2%台の上昇率を保つと予想されていますが、市場予想を上回った場合は米国金利の先高観から素直に米ドル買いが入りそうです。
11月7日(水)に国際決済銀行(BIS)が61カ国の貿易量を踏まえて算出した米ドルの総合的な価値である名目実効レートは1985年以来、33年ぶりの高値を付けており、今週発表の経済指標によっては米ドル/円は115円台を回復してもおかしくないと考えています。
以上のことから11月12日(月)~11月16日(金)の米ドル/円は113円~115円のレンジ内で動くことを予想します。
【投稿者情報】
ショー太です。
赤色の証券会社とメガバンクで富裕層に対する資産運用アドバイザーをしていました。
いまは米国株を中心に投資をしています。
「ショー太のぶらり投資旅」という投資ブログを運営しているのでお時間があるときに読んでください。
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