《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》まさか、月足を見ていない?
おはようございます、松下です。
今日も日経平均は小幅に上昇しており、
強い相場が続いていますね。
もうすぐ今年も終わりますが、
今年は途中に長い保ち合いがあって、
スラストレーションの溜まる一年でしたが、
終わってみると、昨年末と同じ値位置という
ことになりそうです。
途中バタバタと買いを繰り返して、
損切りをした分だけ、無駄な動きを
したことになります。
じっと買っておけば、資産はそのままだった。
今週末12/11(日)は、今年最後の
まこと投資スクールの授業ですが、
私は必ず生徒たちに、
「月足を見なさい」と言います。
こう言うと、
「月足を見るんですか?」とか、
「月足なんて見ていません」と言われますので、
本当に驚きます。
まさか、あなたは、月足を見てない
なんていうことはないですよね?
もう一度言います。
「月足を見なさい」
そうすれば、大きな流れが見えます。
月足には、その市場、その銘柄の
大きなうねりが見えます。
私たちは、そのような大きなうねりの中で、
日々、「儲かった」「損をした」と右往左往しています。
月足を見ると、
「こんな大きな値動きがあるんだ」
「こんな風に動いているんだ」
ということが分かります。
月足を見たからといって、
すぐに日々の売買の参考にできなくても構いません。
大きな流れを見るクセをつけたら、
日々の小さな値動きに振り回されることが少なくなります。
少し、落ち着いて市場を見ることができるようになります。
そこからやっと投資は始まります。
落ち着いて市場を見ることができるようになると、
月足を見ることで、やがて大きなチャンスに気づくようになります。
なぜなら、市場は、月足を見ていない
投資家で溢れているからです。
あなたは、月足を定期的に見るようになるだけで、
「大衆投資家か」から抜け出すのです。
これも大切な利益の第一歩です。
2016年の大きな学習の成果として、
月足を見るようにしましょう。
見るだけならカンタンですからね。(笑)