米CoinbaseとCircleが、ドル建ての仮想通貨の採用を促進する合弁会社CENTERを設立
CENTERコンソーシアムの一員としてUSDCを発行
同社はブログで以下のように述べています;
「本日から、Coinbase.comとCoinbaseのiOSおよびAndroidアプリで、ステーブルコインUSD Coin(USDC)を購入、販売、送信、受信できます。ニューヨーク州以外の米国の顧客は売買でき、世界中の顧客は送受信できます。今後、より多くの地域の人が利用可能になるだろう。」
なお、Coinbase Proは今後数週間でサポートする予定です。この動きに関連して、CoinbaseはCENTERコンソーシアムの共同設立メンバーとしてCircle社と協力する事を発表しました。CENTERは、規定されたネットワークおよびコンソーシアムであり、要件を満たす機関がUSDCに参加して発行することができます。発行体は、手数料を稼ぐ形のインセンティブを得られます。Circle社の目標は、Paxos社やGemini社のような1つの機関に依存しない、分散型発行モデルを構築することです。
Coinbaseはこれまで米ドルでの売買を可能にしてきました。同社は米ドルの価値にペッグされた暗号通貨を導入する事で、以下のようなプログラム上の利点があると述べています。
「USDCのようなブロックチェーンに基づくデジタルドルは、dAppでの使用や、伝統的な銀行口座ベースのドルよりもローカルでの保存が簡単で、素早く送金できます。だからこそ、当社はこれをよりオープンな金融システムへの重要な一歩と考えています。」
通常の米ドルとは異なり、ステーブルコインはブロックチェーンネットワークを介して素早く安全に送金でき、ユーザーをビットコインやイーサリアムのボラティリティに晒すことなく、スマートコントラクトや暗号ビジネスを利用できます。
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