8月15日(水曜日)の注目点と見通し!
8/15(水曜日)
09:30 AUD Westpac消費者信頼感指数
16:00 TRY トルコ失業率・財政収支
17:30 GBP CPI(消費者物価指数)
21:30 USD 小売売上高
23:30 USD 原油在庫量
8/16(木曜日)
08:50 JPY 貿易収支
10:30 AUD 雇用者数増減・失業率
※ は指標トレード予定
◎本日の注目点
本日の経済指標は、どれも大事になってくる指標ばかりです。
特に注目しているのは、英CPI(消費者物価指数)と豪雇用統計です。
英CPI(消費者物価指数)は、Brexitが決まったことからポンドが大きく下落。
ポンド安は物価高を引き起こし、インフレ率が一時3.0%まで上昇しました。
1年で3%のペースで上昇 → 収入の上昇が追い付かない → 消費を抑える(節約) → 景気の低迷
これが、昨年の状況でした。
BOEは利上げをすることで、インフレ率を抑えるように対応しています。
今後利上げが続くかどうかは、雇用統計(平均所得)とCPI(消費者物価指数)の関係が大きく影響します。
昨日の平均所得の結果は、2.4%(予想:2.5%)の上昇。
本日のCPI(消費者物価指数)の予想は2.5%です。
予想との乖離が出ると一時的に大きく動く可能性が高い!
その後は、昨日の平均所得と本日のCPI(消費者物価指数)の数字の比較が大事になってきます。
今までの平均所得とCPI(消費者物価指数)の比較表を載せておきます。
もう一つの注目指標が、豪雇用統計です。
雇用はRBAの責務ではありませんが、大きく動く可能性は高いです。
特に注目は失業率に注目です。
オージードルは対フランで、昨年6月の安値付近まで下落しています。
失業率の悪化は、AUD/CHFの昨年来安値を下抜けする可能性が高くなってきます。
AUD/CHFは年単位くらいのイメージで、ポジショントレードをしていることから個人的に注目しています。
AUD/USDも安値を更新し続け、2年前の安値に届きそうなところまで来ています。
AUD/CHF 日足チャート
AUD/USD 週足チャート
その他注目が、日本の貿易収支です。
先日の米雇用統計では、同時発表の米国貿易収支の結果に反応しました。
貿易収支の結果に対して、要人が発言したことで反応しました。
現在、米中では貿易・関税について関係が悪化しています。
先日開催の日米通商協議も9月に延期している状況です。
結果に対し、米国(トランプ大統領)は反応しそうです。
あとは、言わずと知れたトルコです。
現在、世界中がトルコに注目しています。
トルコ関連で何か情報(ヘッドライン)が出ると、色々なところで反応が出ます。
トルコに関しては、別でまとめたいと思います。
ただ、こういうリスクオフ相場では債券市場(国債)に資金が流れ、長期金利が注目されます。
注目の長期金利、注目国の10年債利回りチャートはチェックが必要です。
米10年債利回りチャート
日10年債利回りチャート
ドイツ10年債利回りチャート
イタリア10年債利回りチャート
スペイン10年債利回りチャート
トルコ10年債利回りチャート
長期金利の関係は、以下のようになることが多いです。
Is it OK?