【2023年8月20日】天と地のインジケーターを使用したチャート考察
今回はドル円、ポンドル、ユロ円、カナダ円、フラン円、オージーニュージー、ユーロフランの計7通貨ペアのチャート考察となります。
記事で紹介する通貨ペアは4時間足が良い形状かどうかで選択しています。今回はクロス円が多いので考察が似通ってしまっている部分が多々ございますが、ご理解ください。
目次
・本記事は「天と地のインジケーター」を使用したチャート考察と過去検証がメインとなっております。
・本ツールの中で最も精度の高い「15分足+4時間足 同時監視法」の使用を前提とした構成内容となっております。
・本ツールは俗にいうFXの理論(エリオット波動、ダウ理論、グランビルの法則、サイクル理論、プライスアクション、フィボナッチ、サポレジ、チャネルなど)を一切理解していなくても扱う事ができる画期的なトレードツールです。
天と地のインジケーターとは2022年2月に発売された私あぶさんが開発したオリジナルインジケーターを使用したトレード手法です。
皆様の応援のお蔭で「GogoJungle Award 2022受賞」を受賞させていただきました。
■天と地のインジケーター
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35780
■天と地の山
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/37744
■天と地のEA~半裁量自動トレードシステム~
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/43213
※本ブログで使用している専門用語については、下記の「天と地のインジケーターの各部位の名称」と「天と地のオシレーターのパターンについて」をご参照ください。他にもご不明点などございましたら天と地のインジケーターの販売ページをご参照していただければ大体は分かると思います。既にユーザーの方は取扱説明書を読めば問題ないですよね。
それでは考察に移りたいと思います。
宜しくお願いいたします!
■4時間足(環境認識)
オシレーターTF1がようやく下降を始めました。しかし今の段階では目線は決められません。オシレーターTF1が再度上昇し始めたら、もしくはオシレーターDXが上昇クロスをしたら、もしくはオシメーターDXが↓に転換したら上目線と判断します。その場合、ヒストグラムも全揃いしていますし、強い押し目となりますね。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で上目線と判断したら15分足でロングを狙います。
15分足だけで見るとショート目線の形状です。しかし今回はロング狙いです。そのチャンスが来るまで静観します。
今後のシナリオとしては、オシレーターTF2が上昇を始め、ロングの点サインなどのエントリートリガー(谷、オシレーターDXの上昇クロス)でロングエントリーという流れです。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
オシレーターTF2の上昇転換を確認したらEAパターン⑤をセットするのがシンプルで良いと思います。シンプルという事は発動条件に達しやすいという事ですので、目線が決まっている場合は積極的に仕掛けていくのが得策です。
パラメーターを画像のようにする事で、上昇クロスのみを待つようになります。例えば現在のチャートにEAパターン⑤をセットしてしまうと下降クロスで自動ショートエントリーをしてしまいます。パラメーターでロングオンリーの設定にする事でこの下降クロスはスルーして上昇クロスで自動ロングエントリーをしてくれます。
■4時間足(環境認識)
下目線と判断できる形状です。オシレーターサイン⑤が点灯した後にTF1が下降を開始、TF2も張り付き寸前で下降を続けています。オシレーターDXも収束しながらも下降クロスをしています。これが再び上昇クロスをしてしまったら下目線はリセットし、再度シナリオを練り直します。ヒストグラムDXは逆なので不安要素となりますが、他条件が良いのでスルーします。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で下目線と判断しているので15分足でショート狙いです。
今後のシナリオは、まずはオシレーターTF2の下降を待ちます。現在上昇中なので少し待つ必要があります。TF2が下降を始めたら、ショートのエントリートリガー(点サイン、谷サイン、オシレーターDX下降クロス)で仕掛けていきます。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
オシレーターTF2の下降転換を確認したらEAパターン①か④をセットするのが基本です。どちらを選ぶかは現在値がラインからどの程度離れているか、もしくは山の形状(過去チャート参照)を把握する事により判断できます。
またEAパターン④の確実な使用方法として「谷が出てからセット」する事が挙げられます(EAパターン④の自動エントリーのタイミングは谷サインが点灯→消灯で発動)
■4時間足(環境認識)
直前にロングの点サイン、オシレーターTF2も上昇中、ヒストグラムも全揃い、ヒストグラムDXも青、非常に良い根拠が揃っています。オシレーターTF1の位置が気になりますが、オシメーターDXのDistanceが↓になっているのが確認できます。これは、直前に比べて収縮しているという意味なので、上昇クロスに向けて動いていると予測する事できます。オシレーターDXの乖離幅の収縮は騙しを防止する最良の根拠となるので必ず意識するようにしてください。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で上目線と判断。ロングエントリー狙いです。
15分足だけで見るとドル円同様にショート目線の形状です。しかし上目線なのでロングエントリーを待ちます。
今後のシナリオとしては、オシレーターTF2が上昇を始め、ロングの点サインでエントリー。ロングの谷サイン、オシレーターDXの上昇クロスでのエントリーでも良いです。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
オシレーターTF2が上昇を始めたら、EAパターン①④⑤をセットします。どれを使うかの判断基準は上記ポンドルを参照してください。
■4時間足(環境認識)
直前にロングの点サイン、オシレーターTF2も上昇中、ヒストグラムDXも青。ユロ円同様に良い上目線の形状です。クロス円なので当然と言えば当然なのですが。考察もユロ円と同じです。オシメーターDXが既に↓なので上昇クロスへ向かっていると予測できます。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で上目線と判断。ロングエントリーのみを狙います。
こちらもユロ円と同じ形状ですね。今後のシナリオもユロ円と同様です。オシレーターTF2が上昇を始め、ロングの点サインなどのトリガーでエントリーという流れです。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
オシレーターTF2が上昇を始めたら、EAパターン①④⑤をセットします。どれを使うかの判断基準は上記ポンドルを参照してください。
■4時間足(環境認識)
クロス円なので、ユロ円、カナダ円と同様の形状です。オシメーターDXのDistanceが↑と表記されています。これは直前に比べて収縮が広がっているという事を指しているので、まだ下がる可能性があるという事になります。Distanceが↓になったら完全に上目線と判断します。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で上目線と判断したらロングのみ狙います。
こちらもユロ円、カナダ円と同じ形状ですね。今後のシナリオも同様です。オシレーターTF2が上昇を始め、ロングの点サインなどのトリガーでエントリーという流れです。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
オシレーターTF2が上昇を始めたら、EAパターン①④⑤をセットします。どれを使うかの判断基準は上記ポンドルを参照してください。
■4時間足(環境認識)
オシレーターTF2が上昇、TF1も-80に達しています。その他条件も揃っているので上目線と判断して良いと思います。
さらにオシレーターDXが完全に上昇クロスするのを待つと確実性は増します。
ただし、オシレーターTF2があまり良い形状ではないのが不安要素です。良い形状とは-80からの上昇の事を指します。チャートのようにゼロライン付近を滑らかに平行に近く流れている場合は注意が必要です。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で上目線と判断しているのでロングのみ狙います。
既にオシレーターTF2が上昇を始めているので、あとはロングエントリーのトリガーを待つだけです。
オシレーターDXもすでに上昇クロスしていますし、ヒストグラム、ヒストグラムDXも共に上昇を示しているので、根拠は十分揃っています。あとはロングの点サイン、ロングの谷サイン、場合によってはオシレーターDXの再度の上昇クロス、これらが確認できたらエントリーです。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
既にオシレーターTF2が上昇を始めているので、EAパターン①をセットして暫く待機というのが基本の流れとなります。
現在値がラインより大分上にあるので、ロングの点サインが出るまでまだ時間がかかりそうなので、EAパターン⑤を使用して上昇クロスのみでアグレッシブに攻めても良いです。
■4時間足(環境認識)
オシレーターTF2が下降中なので、狙うは下目線です。確定まではもう暫く時間がかかりそうです。
ショートの点サイン、ショートの谷サイン、オシレーターDXの下降クロス、いずれかが確認できたら下目線と判断します。
ただしオシレーターTF2がこのまま下降である事が条件です。
■15分足(エントリートリガー)
4時間足で下目線と判断したらショート一択で攻めます。
既にショートの形状に近いですが、確実性を増すためにしっかりしたトリガーを待ちます。
今後のシナリオとしては、オシレーターTF2が下降からの、ショートの点サイン、またはショートの谷でエントリーですね。
既にオシレーターDXは下降クロスしているので、その状況で出現したショートエントリートリガーの優位性は非常に高いです。
■天と地のEAを使うとしたら(15分足チャートにて使用)
オシレーターTF2が上昇を始めたら、EAパターン①④⑤をセットします。どれを使うかの判断基準は上記ポンドルを参照してください。
以上になります。
少しでも皆様のご参考になりましたら幸いでございます。
Is it OK?