7/5 米国休場明けだが本日も様子見ムードか?
FX
昨日は米国市場休場で大きな値動きは生まれず連日小幅推移しているマーケットだが米国の休暇明けとなる本日も金曜に雇用統計が控えており特に大きな経済指標もないため様子見ムードが続く可能性がある。
RBA理事会が開かれCPIが5%台へ低下せていることもありこれまでの金利上昇の影響と経済見通しを評価する時間が得られるとし、政策金利は据え置きで発表。
主な声明としては
・金融政策をさらに引き締める必要があるかもしれない。
・家計消費の見通しは最も不確実性が高い。行方は景気と物価動向に掛かっており、世界経済や家計消費の動向、物価と労働市場の行方を注視しつつインフレを目標に戻す断固とした決意は変わらず、その実現に向けて必要なことを行う。
追加の利上げの可能性は残しつつ据え置きで決定し、4月に据え置き発表した時と同じような感じを筆者は感じており今後のデータ次第といったところだろう。賃金インフレは依然として高く失業率の目標が4.5%としていることはこれが理由で失業率を上げ求人倍率を下げたい意図が見えてくる。
CPI、失業率はもちろんのこと声明で何度も言及している家計消費にも注目しておく必要があるだろう。1~3月は低下しているデータが出ているが4~6月のデータで加速すしてくるようなことがあればインフレの盛り返しに注意しなければならなくなるため再度利上げの懸念を考えなければならなくなる。
金利は据え置きで発表されたが8割強織り込まれていたこともあり豪ドル売りもそこまで加速せず買い戻されている。3月~5月まで続いたレンジ内で現在は推移しており、引き続き豪ドルは売り目線だが戻り高値の0.627が一旦の節目となる。
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