リスクオン・リスクオフ
こんにちは。キツネの目と申します。
よろしくお願いいたします。
1、リスクオン・リスクオフ
・リスクオン
リスクをとって資産を増やそうとする状況。
・リスクオフ
リスクを回避して資産を守る状況。
ざっくり説明するとこんな感じです。

・リスクオンになると買われやすくなるもの。
・新興国通貨
メキシコペソ・トルコリラなど金利の高い通貨が買われやすくなります。
・資源国通貨
AUD・NZD・CADなど資源国通貨が買われやすくなります。
・株や原油
日経・ダウ。原油(oil)など

リスクオフになると買われやすくなるもの。
・安全通貨
JPY・USD・CHFなどの安全通貨。
・債券
・gold
まずはこれらを基本知識として覚えていてください。
goldに関しては一概には言えませんが「価値がなくならないもの」としてキャッシュの需要が弱くなった時に買われやすいです。
原油がマイナスになった事実があるので本当に一概には言えません。
少しまとめます。
・リスクオン時に買われやすい5通貨。
AUD・NZD・CAD・EUR・GBP
・リスクオフ時に買われやすい3通貨。
JPY・USD・CHF
2、対外純資産

・対外純資産
対外純資産とは他国に金を貸してるということです。
こちらは2018年のデータですが現在でも日本は対外純資産は世界一と言われています。
JPY(日本円)が安全通貨だと言われてる大きな要因です。
日本は世界一他国にお金を貸しています。
自国が地震など災害で危なくなったとしても債権(借金)を他国から回収することで危機を回避します。
そのため災害などが起こると円高になる傾向にあります。
震災などが起こると日経は下落しますが円の価値は高くなる。
リスクヘッジで日経売りの円買いが起きるのはこのためだ。と言われています。
つまり日経とJPYは逆相関関係であると言えます。
3、債券

債券は原則として元本が保証されてるといわれています。
債券を保有することでわずかですが金利を得ることができます。
そのため、リスクオフの時に買われやすい傾向にあります。
現在の米国のテーパリングは「利上げ」のことで利上げをすることで、溢れかえったキャッシュを中央銀行に回収しようとしています。
回収される=少なくなる=少ないものには価値がある=USD高
みたいな考え方できるのでこれからはリスクオフに傾いていくんだね。
ってことがいえるんですよね。
以上が「リスクオフ・リスクオン」の説明でした。
Is it OK?