FXとは
FXとは、「Foreign Exchange」の略称です。
元々は「外国為替取引」の意味ですが、最近では、「外国為替証拠金取引」を指し示すものとして一般的な言葉になっています。「外国為替取引」と「外国為替証拠金取引」の違いは、外国為替取引を“証拠金”で行うかどうかという点です。
簡単に説明すると「両替」ですね。
この図は、1ドル=100円の時に買い注文をした図です。
101円の上昇した場合は差額の「1円」が利益となり、逆に99円に値段が下がった場合は、差額の「1円」が損失となります。
今回は買い注文でしたが、売り注文をした場合は逆の結果になるということなんですね。
101円の上昇した場合は差額の「1円」が損失となり、逆に99円に値段が下がった場合は、差額の「1円」が利益となります。
こういった他国の通貨を売買することを「FX」と呼んでいます。
安い時に買って、高い時に売る。
逆に高い時に売って、値が上がる前に売り抜ける。
こういった取引を繰り返して利益を積み上げていくゲームだと思っています。
図にするとこんな感じです。
上がると思うなら買い、下がると思うなら売る。
二択のギャンブルのように感じますが、世界情勢や人間の心理が関係し複雑で難解なゼロサムゲームとなっています。
ゼロサムゲーム
FXは「ゼロサムゲーム」と呼ばれ、誰かが勝てば、誰かが負けている。
そんな無慈悲な世界です。
誰かの損失は、誰かの利益となっているのです。
国内口座と海外口座
FXをする場合で、最もポピュラーな方法は「証券口座」や「broker」を利用して取引する方法です。
証券会社は「海外」と「国内」に分かれていて、それぞれ一長一短です。
メリット・デメリットがそれぞれあるので今回のnoteはそちらを記載して終了とします。
国内口座のメリット
1、資金保全があるため、例え証券会社が破綻しても内部の資金が保全されることが多い。
つまり、返金されるんです。
2、330万以上の利益なら国内の方が税金が安い。
海外は累進課税で利益が増えれば増えるほど税率が高くなるけど国内は一律20%なんです。
海外口座も330万までなら20%以下なので税金面では330万円が分岐点と考えられています。
3、スプレッドが狭い。
スプレッドは「手数料」みたいなものです。
後ほどnoteに詳しく記載していきますが国内は海外の半分ほどのスプレッドで取引できます。
国内口座のデメリット
1、追加証拠金システムがある。
海外口座は「ゼロカットシステム」のおかげで、入金した金額以上を失うことがないです。
ただし、国内口座は「追加証拠金」いわゆる「追証」があるため、入金した以上のマイナスを抱えた場合は「借金」になります。
2、レバレッジが最大25倍。
法人口座だと100倍までありますが基本的に国内口座のレバレッジは25倍です。
レバレッジって一般的に高いとギャンブル性が高いから怖い。ってイメージがありますがレバレッジはトレーダーの証拠金を守るためにあるので、恐怖とは真逆だと思っています。
国内は以上ですね。
続いて海外口座について
海外口座のメリット
1、ゼロカットシステム
大きなメリットですよね。
入金した金額以上失うことがないというのは安心になると思います。
2、高レバレッジ
海外は高いレバレッジがかけれるメリットもあります。
レバレッジはゼロカットから身を守るための制度だと思っています。
3、330万以下の利益なら国内より税金が安い。
こちらが税率の早見表です。
330万までなら安いですよね。
だから海外で330万円超えたら国内に移行する。って流れが一番節税になると思います。
4、ボーナスが豊富なbrokerが多い。
ボーナスはもらえるならもらえるだけ得です。
自分の資金以上の取引ができるので、それだけ大きな金額を稼げる可能性が増えます。
国内ではそういったボーナスはほとんど聞かないですね。
海外口座のデメリット
1、資金保全や金融ライセンスがないbrokerが多い。
資金保全や金融ライセンスがないとbrokerが破綻したとしても自分の取引口座内の金額は保証されない。
もっと言えば、持ち逃げのリスクもあります。
2、スプレッドが国内に比べて広い。
だいたいのbrokerが国内口座に比べてスプレッドは倍ほど違います。
3、出金拒否のリスクが国内口座に比べて高い。
理不尽な文句を言って出金してくれないbrokerが多いです。
開設・入金の際には十分注意してください。
今日はここまでですね。
次回に続きます。
ありがとうございました!
よろしいですか?