資本主義社会で企業の株式を持つ、自らビジネスをしてみる
給与の一部を貯蓄して、その貯蓄から幾分かのお金を投資に向けようと、国を挙げて取り組んでいますが、上場、非上場に関わらず、企業の株式を持つことは、配当や株式の売却益(キャピタルゲイン)で資産を増やす可能性があることから、資本主義社会では、やらない理由はありません。
また、自分が所属する会社の株式を持って、自ら商品やサービスを創るということは、配当や将来の何らかのタイミングでキャピタルゲインを得ること以前に、心の何処かに経営に参加しているんだという意識が芽生え、もう少しストレッチして仕事をしてみよう、ユーザーのニーズをもう少し知る努力をしてみようなどの行動を生み出します。
そのような行動は、周囲からの評価を高めますし、引いては、大きな仕事を任せられるといった仕事上のチャンス、ポジション、インセンティブの獲得と、良いことしか起こらないと言っても過言ではないでしょう。
しかし、企業の株式を持つこと以前に、お勤めの人であれば、副業で、収入を得る、ちょっとしたビジネスをしてみることが、実は、ものすごく重要なことです。
もちろん、フリーランスの方にとっても、いつも懇意にしている決まった取引先だけでなく、スキルシェア・プラットフォームなどを使って、新規顧客と接することは、後述しますが、様々な可能性を広げてくれることになります。
本業で行なっている仕事で培ったスキルや知見を使い、
例えば、
- Webライティングの仕事を受注し記事を書いて収入を得る。
- デザインスキルを活かして、LPやバナー制作をして稼いでみる。
- YouTubeやTikTokに動画を投稿している人であれば、マーケティングやPR用の動画制作を受注し収入を得る。
- 曲を作れる人は、作曲を受注して稼いでみる。
と、いったものです。
普段から慣れている作業ですので、余程、ボリュームの大きい仕事でなければ、難なく完成させて納品できるでしょう。
また、本業を圧迫するような仕事は、受けなければ何らの問題も起こり得ない筈です。
このような副業をこなすうちに、
- 受注するためのPRの仕方
- マーケティング
- お客様との何らかの交渉
- お客様からの要望のヒアリング
- 納品
といった一連の流れを自分一人で一気通貫に行ない経験することで、ビジネスパーソンとしてのスキル、度量といったものを飛躍的に押し上げることになりますし、何より、正に自らが頼もしく感じる『自信』を得ることに直結します。
また、企業の平均的な寿命が30年と言われる現在ですから、万が一にも、所属する会社に何かが起きた時に、転職先を探す、起業するといった場面において、前述の『自信』が、採れる選択肢を極めて大きく広げてくれます。
このようなことから、できれば、社会に出てからの早い時期に、副業に取り組んでみるべきだと思います。
Is it OK?