そろそろトレンド反転?足元の状況とFOMCの注意点
そろそろトレンド反転?足元の状況とFOMCの注意点
こんにちは、下山です。
先週のメルマガでは、
10月21日の
アメリカ、
ニューヨーク株式市場において
ダウ平均株価は
一日で748ドル97セント高い、
3万1082ドル56セントと
大幅な値上がりとなり
ナスダックや
東京株式市場でも
買いが先行し、
その背景として
アメリカの有力紙
ウォール・ストリート・ジャーナルにより
12月以降のアメリカの利上げ幅が
縮小する可能性があると
伝えられたことなどから、
利上げによる景気減速懸念が
和らいで買い注文が膨らんだ事にある
とお伝えしましたが、
先週は一週間を通して
株式市場は
アップトレンドとなりました。
果たしてこれは、
株式相場の大きなトレンドの
変換といえるのでしょうか?
そこで今回は、
足元の株式市場は
果たしてトレンド転換したのか?
という点と
本日11月1日から始まった
FOMC時の注意点などについて
解説します。
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株式相場は反転したのか?
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先週のダウ平均株価は
月曜日の始値31,187.32ドルから
金曜日の終値32861.81ドルと
と一週間で1674.49ドルの
6営業日連続の
大幅な上昇をしています。
特に最終営業日であった
10月28日金曜日には
前日比で+828.52ドル、
2.59%の上昇をしていますが
これは利上げ観測後退による
リスクオフの地合いの中で
一時は疑問視された
アップルやインテルの
アメリカを代表する
大企業の業績が
市場予測を大きく上回った事が
要因となっています。
また、BofAグローバルリサーチが
28日に発表した週間調査によると、
26日までの週は
株式市場に229億ドルが流入し
流入額は今年3月以来の
大きさとなっています。
個人の株式投資家にとって
この動きが本格的なトレンド転換と
見てよいのかという点が
気になるところだと思いますが、
現段階では
一旦の調整局面であると
見たほうが良いでしょう。
なぜなら、10月下旬までの
株式市場は大幅な利上げ観測により
弱気相場が続いていたところに
12月以降のアメリカの金利動向が
軟化する可能性が出てきた上
大手企業の好決算が重なったため
リスクアセットへの
資金流入が増えたからです。
やはり、今後トレンドの転換を
確たるものにするには、
・FOMC後のパウエル議長の会見
・その後の雇用関連データ
中間選挙で
すべてのカードが揃い
・12月での政策金利の上昇幅が小さくなった時
となると考えていた方が良さそうです。
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差し迫る11月のFOMCと中間選挙
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本日から2日まで開催される
FOMCにおいて、FRBが引き続き
0.75%の大幅利上げを行う事は
確実視されています。
株式市場の動向を左右する要素は、
やはり、
FOMC終了後の
パウエル議長の
会見内容となりそうです。
特に次回
12月13日、14日のFOMCについて
どのような示唆を行うかが
注目されています。
仮に11月に0.75%利上げし、
12月も同様の大幅利上げを示唆すると、
米国の株式市場を再び弱気にさせる要因となり、
逆にブラード総裁の発言に沿う形で
FRBが利上げのピッチを緩めるような
発言があれば
さらに株価上昇の追い風となると
予想されます。
一方で11月の会合では
具体的に利上げペース調整を
12月から行う決定はされず、
あくまで年末までの経済データを加味した上で
ペース調整余地がある程度の
結果になると見ているFRB関係者も
存在していることも
留意する必要があるでしょう。
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今後の株式市場の動向は?
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FOMCの終了後、
今週の金曜日には
雇用統計の発表
来週火曜日には
アメリカの中間選挙が
あります。
中間選挙のアノマリーとして
株価が下がりづらい
というものがありますが、
上院、下院それぞれで
どういう結果が出ようとも
マーケットには影響を与えると
予想されます。
民主党が敗北すれば、
政府と議会がねじれの状態となり
それを嫌気して
株価が一時下落する可能性が強く
民主党が上院・下院の両方で
過半数を取った場合は、
逆に今後の期待感から
マーケットが勢いづき
株価が上昇する可能性も
あるでしょう。
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まとめ
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今週、来週は
株式市場において
いま発生している
トレンド転換の兆しが
確たるものとなるか
はたまた一時的なものとなるか
という点において
正念場となると言えます。
いずれにしても
これまでの弱気一辺倒の相場から
徐々に強気に転換していく
局面となっていく事は
容易に想像できるため
株式投資家にとっては
見極めが難しい時期に
入りましたが、
このメルマガでは
毎週、そのタイミングでの
解説を続けていきたいと思います。
ただし、毎回思惑通りに
株価が動くわけではないので、
相場に振り回されることのないよう
資金管理は徹底していきましょう。
それでは、本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
下山敬三
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