為替：東京25時／円全面高からドル安へ、オーバーナイトポジションはそのまま

17時～25時		2022/12/30
	OPEN	LAST	CHANGE
USD/JPY	132.13	131.91	▲ 22
EUR/USD	1.0650	1.0674	△ 24
GBP/USD	1.2064	1.2026	▲ 38
AUD/USD	0.6781	0.6783	△ 2
EUR/JPY	140.75	140.88	△ 13
GBP/JPY	159.45	158.73	▲ 72
AUD/JPY	89.63	89.52	▲ 11

■ポジション変化、兆候

・12月30日。東京午前は円全面高ドル高。欧州時間接近は、円全面高ドル高。ＮＹ時間からロンドンフィクスは、ドル安。

・日中バランスは、オーバーナイトポジションを維持します。クロス円は売り持続を追認。円全面高から次第にドル安へ地合い変化中。

■主な経済指標（米国重視）、金利決定、イベント、ニュースなど

・英12月ネーションワイド住宅価格　前月比▲0.1％（前回▲1.4％）

・英12月ネーションワイド住宅価格　前年比△2.8％（前回△4.4％）

・米12月シカゴ購買部協会景気指数　44.9（前回　37.2）

・歴史的ドル高の反転、2023年は一段安も＝WSJ

米ウォールストリート・ジャーナル紙は、歴史的ドル高の反転、2023年は一段安も、WSJドル指数は今年8年ぶりの大幅上昇を記録する見通し、と伝えた。

2022年のドル相場の急騰は、この主要通貨が世界経済に痛みを与え得ることをあらためて痛感させた。そのドル高局面が終わったと、投資家は楽観している。

主要16通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）ドル指数は、今年初めから12月28日までに8.9％上昇した。22年通年で14年以来の上げ幅を記録する見通しだ。同指数は9月下旬に01年以来の高水準でピークをつけた。ドルはその後、米国のインフレ鈍化が見込まれる中でこの直近ピークから上げ幅を約半分に縮め、守勢で年末を迎えた。

ドル相場が21年も上昇していただけに、大半の投資家が今年のドル高に不意を突かれた。当時、市場はインフレが一過性だとみており、インフレ抑制へ米連邦準備制度理事会（FRB）が22年に利上げを開始するとの見方がドルの支援材料だった。ドルが買われ過ぎだとして下落を予測する投資家もいた。

（日中バランスに変化があり新規ポジションを取った場合、ＮＹ引けで再確認の上、新規ポジションをオーバーナイトポジションへ移行し、当初ポジションを決済します。しかし日中新規ポジションが途中キャンセルとなった場合は、それまでの当初ポジションは維持されます。したがいまして、日中バランスで新規ポジションが発生する際は、当初ポジションとの両建てとなります）