NYダウの暴落!戦略の見直しが必要?
2月5日のNYダウが1175ドル下落し、史上最大の下落幅となりました。
そして昨日は、一転して567ドルの反発、しかし一日の値幅が1,100ドルを超えるなど安心できるような状況でもなく、まだ荒い相場は続いているといった感じです。
仮に、今までとは違う相場環境になってきたのだとしたら、これまで通用していた投資戦略が、これからは通用しなくなるという恐れも出てきます。
たとえば、これまで成功していた投資戦略のほとんどが買い一辺倒の投資戦略でした。
具体的には、くりっく株365で取引する場合には、レバレッジを引き上げながら買いを行うだけで、大きく資産を増やしてこれたことだとだと思います。
しかし、大きく資産を増やしても、その後状況が変わったとたんにその資産のほとんどを失ってしまうという話はよくある話です。
最近のビットコインなどの仮想通貨でもその傾向がみられます。
昨年までは、タイミングなんか気にしなくても、ただ買いで入るということをしていれば、それなりに利益が出ていたことと思います。
しかし、今年に入ってから相場は一変し、昨年一時1BTC、220万円をこえていたビットコインも今は100万円をわる水準で取引されています。
今まで買いを行うだけで儲けていた人は、突然の相場の転換についていけず、昨年の含み益を大きく失ってしまった人もいることでしょう。
こういったケースによくみられるのが、投資戦略が確立されていないという事です。相場が変われば戦略の見直しが必要になるという経験がないため、相場の転換で戦略の見直しができないために、このようなことになっているという人が多いように感じます。
長期投資の場合はどうか?
2月5日のNYダウの暴落で、長期投資で有名なウォーレン・バフェットが、一日で5,000億ドル以上の資産を失うというニュースがありました。
しかし、おそらくウォーレン・バフェット自身は、そのことについてはそれほど気にしてはいないものと思われます。
長期投資家にとって、この程度の相場の変動はある程度想定範囲内という事です。このような相場変動も含めて投資戦略を作っているため、こういう時にどうするかがすでに頭の中でシミュレーションができているという事です。
長期投資における戦略とは、好調な相場だけでなく、暴落相場や、低い水準での停滞期間などいろんな相場環境でも通用する投資戦略を作るということだと思います。
よろしいですか?