このようにクオンツの人達の行動パターンからも、個人投資家が
投資家として生き残り続ける為に必要なことは、
まず、しっかりと知識をつけるために投資の学習をする。 そして、そこから得たスキルを使って実際の相場で経験を
積んで、AIや機械学習が値動きの予測をする際に 今のところ充足できず不足している上述の
『感覚』、『人知』
を磨くことが重要になって来るのです。
さて、金融機関にお勤めの人は、よくBUYサイド、SELLサイド という言葉を使います。
BUYサイドとは、買い手側、つまり、株、FX、CFDといった 金融商品を買う投資家サイドです。
SELLサイドは、売り手側、即ち、金融商品を売る証券会社 FX会社などの金融事業者です。
このSELLサイドの方々が、顧客である個人投資家に トレード方法を学習して貰おうとあらゆるセミナーや
コンテンツを提供していますが、先述のクオンツの人達が 追い求めるシステムや『感覚』、『人知』を如何に獲得
するかの電子書籍、動画やセミナーといったコンテンツを 提供することは難しいのです。
その理由は、職業としてクオンツに従事する人も達成できていない 答えのない「不確かなもの」を解説したり提供することは
コンプライアンスの観点から不可能であるからです。
実際、お会いした金融庁の担当者の方が、
『テクニカル分析は、市場の値動きを合理的に説明できる ものではない。』という主旨の発言をされていたことを
聞いたことがありますが、監督官庁がそのような見解である以上 監督官庁によって、極めて厳しく監督される金融機関が
取引手数料を得ながらお客様である投資家の売買を促進するための コンテンツに「不確かなもの」が存在していて、それを熱心に教えて
その為に投資家が大きな損失を出す可能性があることは 許される訳はありません。
そういうものもあると、ある程度まで許容されていたとしても、 深く突っ込んだところまで解説したり、教えることは
不可能と言って差し支えはないと思います。
ところが、同じ個人投資家目線のBUYサイドの人が、実際に上手く 行った事例や学びの過程、開発したシステム、『感覚』、『人知』
を伝えることは、もちろん 完全に『これを学べば、これを使えば儲かります・・・。』とは
言えないまでも、SELLサイドよりもかなり突っ込んだところ まで言及し、システムやソフトウェア、
そして、『感覚』、『人知』をどう養うかということを 提供することが可能です。
事実、そういったコンテンツやサービスは実際に 複数、多数存在します。
今回、正にBUYサイドに位置する投資家の『あぶさん』さん にご協力いただき、初心者の方、あるいは、FXを始めて みたけれども何から取り掛かって良いかまだよくわからない
といった初級者の方を対象に、
FXの基本中の基本、FXの仕組みや値動きのメカニズムを お伝えし、テクニカル分析やAI、機械学習が達成しようと している
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Is it OK?