《東洋経済ONLINEにコラム掲載中!》勝つチャンスを使えていない
おはようございます、松下です。
今日はオープニングから、
あなたに質問です。
「あなたは移動平均線を知っていますか?」
この質問には、この記事の
読者であれば、ほとんどの人が、
「はい、知っています。」
と答えることでしょう。
それでは、次の質問。
「あなたは、移動平均線を正しく使えていますか?」
こんな風に、敢えて「正しく」なんて書かれると、
「うーん、どうかなー。」
なんて考えてしまうかもしれません。
残念ながら多くの投資家は、
移動平均線を正しく使えていません。
移動平均線を本当に正しく
使えるようになれば、それほど大負け
することはなくなります。
今の損失は半分になります。
今日は、その移動平均線の正しい使い方を、
ワンポイントレッスンしてみましょう。
ここから先は、スマホで読むのではなく、
自宅に戻り、パソコンやタブレットなど、
大きいモニター画面で確認してください。
まず、あなたがいつも確認する、
チャートをモニターに表示してください。
ほとんどの場合、2本もしくは3本の
移動平均線が表示されていると思います。
最も典型的な組み合わせは、
5日、25日、75日の3本の移動平均線と
いったところでしょうか。
今日は、この中でも最も長い期間である、
75日線で話を進めます。
これは、3本の移動平均線の中で、
長期移動平均線の役割を持っています。
文字通り、長いトレンドを示す線です。
この長期移動平均線を、
正しく使うのです。
あなたが、今、見ているチャートは、
1.ローソク足が75日線の上に位置している
2.ローソク足が75日線の下に位置している
のどちらかです。
確認してみてください。
ここで、もしあなたが、
トレンドが強い、安定的に上昇していく銘柄や
環境を買いたい場合には、
1の状態であれば買っていてもOKですが、
2の状態ではNGです。
買っていてはいけません。
なぜなら、ローソク足が長期移動平均線の
下に位置していることは、ダウントレンドを示しており、
ダウントレンドでは上昇の確率は低いです。
トレンドが強い環境、
安定的に上昇していく環境で
買っていきたい人は、
ローソク足が長期移動平均線の上に
ある時だけ買っていきます。
それを必ず守っていますか?
守っていませんね。
だから、損失が続いています。
トレンドが強い、安定的に上昇していく
環境で買っていく人の戦略は順張りです。
そして、明らかに何らかの明確な根拠を
持っていない限り、まずは順張りで攻めた方が勝ちやすいです。
つまり、75日線の上で買っている方が勝ちやすい。
でも、あなたのモニターに映っている、
持ち株や買い保有通貨は、ローソク足が長期移動平均線の
下にあるかもしれません。
それは、ダウントレンドです。
まだまだ下がる可能性があります。
移動平均線を知っているつもりでも、
正しく使っていませんよね。
せっかく貴重な情報を、
いつも私たちに教えてくれているのに。
勝つための情報は、
意外に目の前に溢れているものです。
丁寧に正しく売買に臨んでみましょう。
勝つチャンスは目の前にあります。
投資は正しく攻めることで勝てるようになるものです。
正しい攻め方を知らない人は、
で学んでください。
Is it OK?