嵐の前の膠着なのか・解説編
皆さんこんにちは、トレーダーKです。
今日のタイトルは「嵐の前の膠着」としました。これは、ウクライナ情勢や資源の高騰、インフレ、リセッション懸念など、多様な要素が複雑に絡み合う状況下で膠着する相場があれば、この膠着が解けた場合にはそれなりのエネルギーを放出する、という必然的な経過を表現してみたものです。
ところが相場はやはり、一寸先は闇。嵐に備えていたら地面から水が飛んできた、今日のヨーロッパ時間はそんな印象でした。
皆さん既にご存知の通り、ウクライナ近くからロシアの一部部隊が撤収する、というニュースを受けて株価は急騰、それに伴って為替も逆回転となったわけです。
但し、このニュースは「ガセ」の可能性が否めません。ロシアは元々、訓練のために部隊を展開していると繰り返し説明していたのですから、その通りに、不要な部隊を撤収させる、ということであれば状況は変わりません。そんなことを考えていたら、相場は早いものです。「逆回転」の動きは早くも「落とし所」を探っているようです。
それでは、マーケット展望を再掲して、個別通貨ペアの解説をしていきたいと思います。
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【ドルインデックス】
強気展開していたドルも今日は伸び悩んで弱気線(水色の線、これを下抜けるとドルは売られやすい)にサポートされていたところ、ロシア軍撤収のニュースで一気に弱気線を下抜けてしまいました。ただ、今のところ一段の下落は回避されているようです。
今後の焦点は、ロシア軍撤収騒動で生じた勢いを継続するのか、修正するのか。この点に注視しながら、ドルの値動きを追いかけたいところです。
よろしいですか?