《東洋経済ONLINEでコラム掲載中!》投資に安全を確保するために
おはようございます、松下です。
多くの投資家の偽らざる願いは、
「早く安全に大きく儲けたい」
というものです。
私もそう思います。
しかし金融市場の特性上、
このような投資は存在しません。
しかし、上記の願望も1つずつ
絞って考えれば、達成することは
不可能ではありません。
早く、安全に、大きくという3つの要素の中で、
最も切実な願いは、
「安全に」というものだと思います。
おそらく、この「安全に」という要素の
達成が最も難しいと思われます。
なぜなら、投資とは将来の結果を占う行為であり、
将来の出来事が保証されることなどないからです。
しかし、安全な投資はありませんが、
安全に投資を運ぶことはできます。
このことに多くの投資家は気づかず、
今日も危険な投資に足を踏み入れ、
恐怖と不安の中で資金をすり減らしています。
その安全な投資の運び方について書きます。
それは単純な一言で実現できます。
「分からないことはやらない」
これだけです。
儲かるかどうか分からなければやらないのです。
上がるかどうか分からなければ買わないのです。
なぜ株価が変動しているのか分からなければ、
株式投資をやりません。
なぜ通貨の価格が変動しているのかわからなければ、
FXをやりません。
利益を上げて、安全な投資を確保している人たちは、
分かることだけを自信を持ってやっています。
自信をもってやっていても、
損をする時には、潔く損します。
あるいは、分からない分だけ、
小さな資金、小さなリスクで
様子見の売買を繰り返し、
理解を深めます。
そして理解や確信ができたら、
徐々に資金を大きくします。
「分からないことには手を出さない。」
詭弁に聞こえるかもしれませんが、
投資を安全に運ぶためにはこれしかありません。
分からないことに手を出せば、
それは危険です。
投資を安全に運ぶためには、
知識を増やすしかありません。
知識を増やした後に経験を増やします。
そうして私たちは、強い投資家になっていくのです。
そうして私は、強い投資家になってきたのです。
そもそも、分からないのですから、
お金が増える保証などありません。
毎日、分からないことを棚に上げたままで
売買を繰り返してきた人は、
今すぐ売買を止めて、理解を深めてください。
今まで、いくらお金を失ってきたとしても、
今のままで売買を続ければ、
残りのお金も全て失ってしまいます。
お金を増やすのは、理解をしてからです。
よろしいですか?