実感無しの景気拡大
こんにちは、管理人の日経OP売坊です。
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さて、今回のテーマは現在の景気拡大です。
政府は9月25日、9月の月例経済報告を発表しました。
主な内容は、
☆ 国内景気は「緩やかな回復基調が続いている」との判断を維持
☆ 2012年12月から続く現在の景気拡大は58カ月目
☆ 「いざなぎ景気」を超えた可能性がある。
注) いざなぎ景気は、1965年11月から70年7月まで57カ月間
はっきり言って、国民の肌感覚とは全く違いますね。 実質賃金が、どんどん目減りしているからですね。
政府の言うことに騙されないようにしないといけませんね。
国内景気が良くないのに、株式市場がどんどん上がっていくことには違和感を感じます。
一方、衣料品が売れないデパートなどがどんどん閉店しているほうが、実感に近い気がしています。
日本のGDPが伸びない状況で、株式市場の時価総額がGDPの数字を超えてどんどん上昇するということは管理人には考えられません。
<参考>
時価総額(普通株式ベース、2017年9月26日)
東証1部 626.4兆円
東証2部 10.4兆円
ジャスダック 10.1兆円
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計 647.0兆円
日本の名目GDP予想(IMF、2017年4月) 546兆円
647 ÷ 546 = 118%
GDPと株式時価総額については、以下の2つの記事も併せてお読みいただければ幸いです。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
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