15日のNYストラテジー、東京市場のまとめ【イベントドリブン多彩のNY、TSMCの株価推移も要注目】

株式

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今晩のNY株式市場は主要3指数そろってマイナス圏で終了を想定も、ナスダック100指数は小じっかりな反応もありと考えている。

台湾TSMCが決算を発表、増益率は前年同期比11%強と好内容も、アナリストの予想値の範囲内であるなら、ポジティブ要素は限定的であろう。

また、日本株ではファーストリテイリングが決算を発表し、こちらは若干の下方修正であることから、先物にとっては少々ネガティブ視されそうだ。

注目度高いイベントは多く、経済指標は景気動向や製造業の今を知るものが勢ぞろい、結果次第ではドル円の大きなインパクトとなる。

株式市場にとっては下支えされる安心感もあるだろうが、かんたんではない反応となれば調整機運も高まりやすく、パウエルプットが不発だったことも大きい。

債券、為替、商品市況と複雑に絡むファンドも、季節的にはクローズも意識されやすく、これまでの含み益を吐き出すことも考えられよう。