13日のNYストラテジー・本日の東京市場・まとめ【米PPI注目、米CPIの上昇に身構えるプレマーケット】
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テーパリング警戒の続落を想定、1年間上昇し続け、投資し続けてきた反動の売り需要に警戒
13日のNY株式市場は続落、下落率は東京株式市場ほどでないにしても、断続的に売り需要に押されやすい展開を想定している。
昨日のNY株式市場は、昨日発表の米CPIの結果に対して、量的緩和政策の縮小を警戒した売りが広がった。
取引序盤こそ、反応は限定的かも思われたが、今回のCPIの結果は量的緩和政策の変更の道筋と連銀総裁が発言、市場にリスクオフムードが高まった。
今晩も卸売物価指数(生産者物価指数 PPI)の結果が発表予定、珍しくマーケットがビビットに反応しただけに、今晩もPPIに対する反応が強く意識されている。
仮に市場予想よりも低い数値が出てくるとポジティブに受け止め、株価は戻りを試す可能性がある。
しかし、昨日のようなサプライズな結果であると、マーケットは先物主導で呼応すると想定、再び手仕舞い売りが主導権握るものと考えている。
経済の正常化を先取りした動きは、今は副作用を意識する状況、5月のタイミングで出てくるのも、キッカケを探っていたかもしれない。
山高ければ谷深し、底入れするキッカケを掴むのは時間の問題ではなく、時間がかかるものと考えている。
13日の欧米市場・注目イベント、予定(赤は要注目)
米国4月卸売物価指数(21:30)
米国週次新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(21:30)
ブラード・セントルイス連銀総裁 発言予定(14日5:00)
(注目企業決算・米国)
Alibaba Group、JD.com、WaltDisney
先物動向 15時47分現在
ダウ工業株指数 +36.00
S&P500 +9.25
ナスダック100 +52.25
WTI 65.31 -0.76 -1.15%
ドル円 109.56-57円 225先物 27485円【225・CFD】15時59分現在
株トーク
マーケットストラテジスト 坂口隆信
https://www.kabutalk.com/
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