22日のNYストラテジー・本日の東京市場・まとめ【テクノロジー好決算期待の買い優勢、Intelは引け後に発表】
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日欧米のハイテク好決算に沸く展開を想定、ただしダウ工業株指数(景気敏感系)は伸び悩む可能性もある
22日のNY株式市場は、昨日に続いてテクノロジーとラッセル2000が息を吹き返す展開となりそうだ。
昨日は蘭ASMLが好決算を発表し、半導体SOX指数とラッセル2000指数が2%超える上昇率で、投資感心理の好転に一役買った。
本日も同様の展開になるとみており、序盤だけでも、その雰囲気の中で売り買いが活発になるだろう。
6594・日本電産が前期(21年3月期)を上方修正、株価の値動きでは6920・レーザーテックが活発に動意付き、マーケットのセンチメント改善に貢献した。
225先物は、電産の決算発表後に、若干ではあるが上値を伸ばし、概ね好意的に捉えているとみて良い。
米国では、引け後に半導体大手Intelが決算を発表予定、その日程を汲んだ動きは東京株式市場の一段高に貢献し、今晩のNY株式市場の動向を先取りしてると言っても過言ではない。
仮に伸び悩む、マイナス圏で終了するならダウ工業株指数とみており、景気敏感株が売られハイテク株に乗り換える構図が指数の値動きに直結するかもしれない。
それでも悲観的なムードというよりも、テクノロジーセクターの調整機運を解消させるものと考えており、大幅安で終了するとは現時点ではないとみている。
Intelにネガティブサプライズがなければ、明日の東京は週末でもテック祭りを歓迎する動きが広がりそうだ。
今晩のNY株式市場はテック優位な展開を想定、マイナス圏に沈むならダウ工業株指数と考えている。
昨日、史上最高値更新した輸送株指数も堅調に推移するだろう。
22日の欧米市場・注目イベント、予定(赤は要注目)
ECB定例理事会 政策金利発表(20:45)
ラガルドECB総裁、定例記者会見(21:30)
ユーロ圏4月消費者信頼感指数・速報値(23:00)
米国週次新規失業保険申請件数/同失業保険継続受給者数(21:30)
米国3月景気先行指標総合指数(23:00)
米国3月中古住宅販売件数(23:00)
(注目企業決算・米国)
Intel、AT&T、American Airlines Group、Seagate Technology
Biogen Inc、Union
Pacific、Mattel、Verisign
先物動向 16時01分現在
ダウ工業株指数 -24.00
S&P500 -3.50
ナスダック100 -4.25
WTI 61.11 -0.24 -0.39%
ドル円 107.85-86円 225先物 29203円【225・CFD】16時13分現在
株トーク
マーケットストラテジスト 坂口隆信
https://www.kabutalk.com/
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