21日のNYストラテジー・本日の東京市場・まとめ【寄り付きに反発ムードも、その後はセルインメイ意識の手仕舞い売り優勢か】
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様子見ムードが強まる展開、ロビンフッダー主導?でセルインメイに備えた手仕舞い売りを想定
21日のNY株式市場は、一転上昇に転じる展開をオープニングで繰り広げるかもしれない。
しかし、モメンタム性の強いラッセル2000がマイナス圏で推移すれば、投資家心理の慎重スタンスが意識され、引けにかけて様子見ムードが強まると想定。
ワクチン接種に絡んだネガティブな報道よりも、セルインメイを意識するとみており、買い戻しを入れる動きが一巡すると売りに押されるだろう。
リスクオフを意識するほどネガティブな材料はないものの、Netflixの決算結果を機に利確を急ぐ動きが強まるとみており、果敢な高値更新狙いはないとみている。
ラムリサーチ、SLMコーポが決算を発表予定、ネガティブサプライズはないとみるも、もう一段かう手掛かりには乏しく、明日のIntel決算発表に身構える可能性が高い。
Netflixの決算も決して悲観的な内容ではなく、重箱の隅を楊枝で洗うようなもの、ホントのネガティブサプライズであれば、アフターの終値も10%超えるマイナスだったはず。
定額利用者のコンセンサス比60%サプライズで8.8%安にとどまっているなら、いずれ仕切り直しにかかってくるだろう。
ただし、今はポジティブなリスク選好姿勢を取る季節でないと、自覚するプレッシャーがかかりやすい状況である。
オープニングこそ、反発ムード強まったとしても長続きしないと考えている。
いくらロビンフッダーでも、手仕舞い売りに転じているのではなかろうか。
ラッセル2000があまりに心許ない値動きである。
21日の欧米市場・注目イベント、予定(赤は要注目)
米国週次EIA石油在庫統計(23:30)
(注目企業決算・米国)
Halliburton、Verizon、Lam Research、SLM
Corp
先物動向 16時20分現在
ダウ工業株指数 +35.00
S&P500 +2.25
ナスダック100 -34.50
WTI 62.51 -0.16 -0.26%
ドル円 108.05-06円 225先物 28575円【225・大証】16時31分現在
株トーク
マーケットストラテジスト 坂口隆信
https://www.kabutalk.com/
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