資金を約3倍に増やした直後に口座を溶かしかけた“失敗トレード”の学びを共有します!
トレーダーのみなさま、こんばんは!
今年のクリスマスはBrexit関連ニュースの影響でGBPがかなり上昇しましたね。
私は24日を「トレードを休む日」と決めて外出していたので、上昇の波には乗れませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
来年は情勢にもよりますが、予定を25日に入れて24日は相場を見ていようと思いました。笑
今回は、前回の記事で書いた成功事例の翌日に口座を溶かしかけた失敗体験を記事にしたいと思います。
・・・っ正直、書くのめちゃくちゃ恥ずかしいです。笑
けれども、私は初心者が億トレーダーになるまでの軌跡をこの投資ナビ+に残し、誰かが「この人にもできたら私・僕にもできる」と思ってもらえることを目標にしているので、ありのままに書いていこうと思います。
ー内容ー
1.12/22に資金約3倍を達成した直後、クレジットまで溶かしかけたトレード公開
2.メンタル面での反省と、繰り返さないための対策
3.トレード技術面での反省と、繰り返さないための対策
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1.12/22に資金約3倍を達成した直後、クレジットまで溶かしかけたトレード公開
(※私は初回に10,000円入金し、それに対してボーナスクレジットを15,000円もらっています。基本的に、入金した1万円に対しての増減を基準に考えています。)
まず最初に、順調に3倍近くまで口座を増やしたトレードを振り返りましょう。
1度、根拠を崩れた後の損切りに失敗してー18.6pips分損失を出してはいますが、そのあとレンジであることに気が付き、レンジの高値でショートエントリーが出来ていますね。
これは水平線を根拠として、今の自分にできる最良の判断が出来ていたと思います。
(ちなみに、-18.6pips損失したこの失敗トレードの原因は「飛び乗りエントリー」です。ロスカット位置・利食い目標を決め、それらのリスクリワードを確認してからエントリーをすることで、ギャンブルトレードを卒業していきましょう。)
もともと24,242円だった残高を17%増やすことができて満足した私は、ここで「今日のトレードはここまでで手仕舞い!管理シートにpipsを記載して終了しよう」と決め、記録を付け始めていました。
それでは次に、手仕舞うと決めた30分後に資金をマイナスにまで減らしたトレードを振り返ります。
レンジを抜けたことに気が付かず、これまでの高値位置まで戻ると信じて価格が下がっているのにも関わらず買い増しをしていますね。
相場は自分の意思では動かないということは不変の事実ですが、本日分の利益(4,084円)が減らないようにと焦ってしまったのでしょう。
焦ったことで、これまで0.1だったロットを0.9にまで引き上げたことにより、一気に負け金額が膨らんでしまいました。
それでは、このトレードをもとに、反省と繰り返さないための対策を確認していきましょう。
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2.メンタル面での反省と、繰り返さないための対策
なぜこうなってしまったのか、まずは心の動きを時系列でまとめてみます。
・手仕舞いを決める(獲得率20%には足りなかったけど、満足!もうわからない地合いやからこの辺で手仕舞いするかぁ)
・もう一度エントリーする(やっぱり700円くらいなら最後に獲得できそうやな、、0.2ロットなら4pipsで届くからちょっと入ろう!)
!反省ポイント①!
・3pips負けたところで買い増しする(あ、まだ安値じゃなかったのか。じゃあ買い増ししとこう)
・最初のエントリーが11pips負けているのに買い増し0.5ロットで買い増しする(あれ、おかしい、こんなはずやない上がるはず。取り返すためにここで買っといて、さっきの2つ損切りしても+になるようにしとこう)
!反省ポイント②!
・3つの負けエントリーをやっと損切りした後、重ねてショートエントリー。それも損切りした後、懲りずにもう一度ショートエントリー(このまま下がるなら今からエントリーしたらちょっとは取り戻せるはず)
!反省ポイント③!
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こうして列挙してみると、特に反省ポイント②以降で見られる負けた時の心理状態はかなり危険だということがわかりますね。
まず反省ポイント➀は、自分で手仕舞いと決めたのにもかかわらず「あと数百円ならいけるだろう」と軽い気持ちでエントリーしたことです。
不思議なことに「あともうちょっと!」「あともう1勝」と思ったときに限って逆行して含み損になったりすることはよく聞く話です。
あと少しを我慢して手仕舞いをしっかりする、あと少しを我慢して早めに利食いする、こういうマインドというか、自己規律がとても大切なのだと学びました。
今までは1日のトレードを終えてからスプレッドシートに損益金額やpips等を記録していたのですが、「手仕舞いを決めた後のエントリーによる失敗」を防ぐ仕組みとして、手仕舞いを決めた後は記録を翌日に後回ししてPCを落とすことに決めました。
私は調子が良いと、ついつい「今回も勝てるやろ」と思ってエントリーしちゃうこともあるので、物理的にトレードできなくする作戦を立てようと思ってのルールです!笑
続いて反省ポイント②は、環境認識などさておいて、必死に取り返そうとしてしまうことですね。
負けている時って、よくわからない精神状況に陥って判断ミスをしたり、いつもなら冷静にできている環境認識や「待つ」ことができなくなったりしませんか?
(あれ、おかしい、こんなはずやない上がるはず。)ここの気持ちがまさによくわからない精神状況を表しています。私はリアルトレードを開始してから初めてこのような精神状況に陥ったため、対策もできずズルズルと負け街道を突っ走ってしまいました。
しかし、(これは私の場合ですが)一度冷静になれたらま正常に判断できることも今回わかりました。
なのでこれからは負けた時は一度先負損切りして、PCを閉じキッチンでお水を飲むことにしました。
こちらも自らメンタルを戻すための制度作りですね!
うまく作用したかどうかは、また今後記事にて報告しようと思います。
最後に反省ポイント③は、ショート→ロング→ショートと値動きに振り回されてしまったことです。
値動きに振り回されてエントリーするのは、根拠も何もなくただのギャンブルになってしまいます。しっかりトレーダーとしてやっていくためには“根拠がしっかりとしたシナリオを立ててトレードする”ことは必須ではないでしょうか?
私はまだ、過去検証ツールを使っての練習でできていたように、根拠を立ててエントリーすることがリアルで毎回できているわけではないことに今回気づくことが出来ました。
今回は負けて焦っていたこともかなり影響していますが、そうでなくても週間的に根拠あるシナリオでエントリーできるようになるために、チェック項目を設けてからエントリーしようと考えています。
チェック項目の内容はこのようなものです。
☑根拠となる水平線はどこか
☑根拠が崩れるところに損切りラインを置いているか
☑利食い目標はどこか(プロフィットファクターはどれくらいか)
☑ロングなら安値、ショートなら高値、レンジなら幅の高安値でエントリーできているか
まだ反省をしてからトレードをしていないため、この項目でカバーできるかどうかは試してみないとわかりませんが、習慣化するためにまずは強制的に確認できるようにこのような取り組みをしてみます。
この章では「メンタル面」の反省と対策を考えてみました。
この反省3つに対してみなさまが何かされている「対策」があれば、お気軽にコメントなどで教えていただければ嬉しいです(o^―^o)
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3.トレード技術面での反省と、繰り返さないための対策
最後に技術面での振り返りをしていこうと思います。トレードノートにまとめていたことはこちらです。
・1分足のみをみてエントリーしていた。
・ロスカット位置を超えても損切りをせず、さらに買い増しまでしていた。
・頂点でロングエントリーをしていた。
・どちらに動くかわかりにくい地合いでのエントリー&もっと伸びると勝手に期待して微益撤退をしなかった。
・ポジション持っている時にLINEを見ていてタイミングを逃す(技術以前の反省!!)
こうして列挙したものを見ると、誰が見ても負けるわという状態ですね~。
・まず1分足しか見ていないということは、環境認識が甘々だったということです。
環境認識・シナリオに基づいたエントリーは大鉄則ですので、先ほど決めたようにチェック項目を用いて習慣化させようと思います。
みなさまは、根拠がしっかりとしたシナリオを作れていますか?
・損切りできなかったことも、シナリオが作れていないことに起因していると考えられます。FXは必ず勝てるゲームではないため、負けた時どこで撤退するかという「ロスカット位置の決定」は命になると今回実感しました。
・頂点でエントリーしてしまったのは「レンジから下抜けする」シナリオを作れていなかったことが原因でしょう。
2枚目の画像、紫の水平線がそれまでのレンジ相場の値幅だったのですが、わたしは丁度ここを下回った高値でロングエントリーをしてしまっています。
レンジが下抜けすることを想定出来ていたら、逆行したところで損切りをすることが出来ていたのではないでしょうか。
先ほどまでの反省と同じ事にはなりますが、やはりシナリオを作りこむことが重要なのだと感じます。
(ここで注意したいのは、言葉だけシナリオと言って「上がるだろう、下がるだろう」という予測をしていては意味がないということです。どの水平線で、どのような状況で、どのような方向に行ったらそれに沿ってエントリー、利確損切りをする。と想定することがシナリオだと思うので、言葉に騙されないように注意したいですね)
・どちらに動くかわからない地合いではエントリーしない、というのも相場の大原則です。
今回は負けを取り戻そうと踏ん張るあまり、わからないところでも関係なくエントリーをしてしまっています。これは技術というよりルールに寄っていますが、「わからないところでは手を出さない、自信のある所でのみエントリー」というのは守らなければいけないのだと痛感しました。
また、わからないところで入ってしまったときは微益撤退も必ずするべきでしょう。わからない所で入ったのにプラ転するなんて、ラッキー以外の何物でもありません。
仮に失敗エントリーでも利益が出たのであれば、そのことに感謝してすぐに微益撤退しようと心に決めました。でないとまた逆行して損切りすることになりますから、、!
・最後は本当に最悪の、かなり初歩的なミスですね。伸びるとわかっていて待っている時ならまだしも、余裕もなくどちらに行くかもわからない中で他の作業をするのは初心者でも許されないミスではないでしょうか?
入金したお金は溶けていいお金だという気持ちでエントリーはするけれど、だからといって適当に扱っていいお金ではありません。
私は今回の反省を生かし、ポジションを持っている時にPCでLINEを確認するのはやめようと心に決めました。
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以上、大失敗トレードの反省とまとめでした!
みなさまはこのような失敗をした経験はありますでしょうか?
今勝っているトレーダーさんたちも、過去に何度も失敗や資金を溶かす経験をしているとは聞きますが、そうやって発信してくださっているのだから、できればもう同じ失敗を繰り返さないように注意していきたいです。
次に成績を公開するときには、資金を何倍にも増やしてその手法を紹介できるように、年末ラスト3日も気を引き締めて相場と向き合っていきます!
みなさまも、私の失敗を読むことで疑似体験して、このようなミスを防いでくだされば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
泉水子
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