第2話 着実に資産を増やせる海外銀行の定期預金
2回目の投稿となります、海外在住の海外投資家のPomzaと申します。将来的に海外投資を考えていらっしゃる方にとって毎回有益な情報提供を心掛けて参りますので、海外投資に関心のある方は是非ともフォローよろしくお願い致します。
今回から数回に渡って海外投資先を3つほど紹介いたします。こちらに紹介する投資先については私も投資経験があり、実際に利益を得ている内容となりますので参考になると思います。私の経験を元に結論を申しますと、投資先を間違えなければ着実に資産を増やせることは間違いありません。こちらの情報が投資先選定の参考となれば幸いです。
私が経験のある投資は
①海外銀行の定期預金
②海外不動産投資
③海外事業投資
以上の3つになります。残念ながら海外株の経験はありません。それでは一つ一つの項目について、どの位儲けられる可能性があるのかや投資にあたってのリスクも含めて説明いたします。今回は①海外銀行の定期預金について説明させて頂き、その他の投資先については次回以降に寄稿致します。
<①海外銀行の定期預金>
こちらはその名の通り、海外の銀行で定期預金を組むことを指します。銀行口座さえ開くことが出来れば可能な投資となっておりますので、敷居は非常に低いです。「投資」という表現を使う理由は、日本の銀行よりも高リスクと高リターンとなっているためです。
リスクとしましては、破綻リスクが挙げられます。新興国では日本のように預金が守られる仕組みが無いからです。日本の場合、銀行が破綻しても預金額の内最大1000万円までは保証されております。しかしながら、東南アジアの多くの国ではそのような制度は設けられておりません。したがって、銀行が破綻してしまうと全てを失ってしまう可能性があります。そのため、資本力のある銀行や政府の資本が入っている銀行を見つけて定期預金を組むことが最も低リスクな方法と言えます。
海外で定期預金を組む最大のメリットはその預金金利となります。日本の定期預金の金利はメガバンクで0.01%程度です。そして普通預金の金利は0.001%となっております。定期預金の金利は普通預金の10倍もある!と考えることも可能ですが、金額で考えると愕然とします。100万円を1年間預けていると、定期預金で100円・普通預金では10円の利息が付く計算となります。このことから、日本の銀行に預けることは資産を増やす目的としては適していないことが分かります。
その一方で、海外の特に新興国の銀行の金利は大きく異なります。
私が各国の銀行のウェブサイトの閲覧などを通じて調べた限り、新興国で最も金利が高い国はアルゼンチンです。その定期預金金利は驚愕の35%となっております。しかしながらこちらの金利は自国通貨のペソ建てのものとなっており、ペソはインフレ率50%を超える時もあるため、実質的に0%といっても過言では無いと言えます。
定期預金金利の高い国2位はベネズエラの21%・3位はモンゴルの13%となっております。これらの国もアルゼンチンと同様で自国通貨での定期預金利率となっていること加え、高いインフレ率のために実質金利は低くなっております。
金利は高いモノの、インフレ率の高さによって相殺されてしまっては元も子もありません。しかしながら、海外にはインフレ率を気にせずに定期預金を組むことができる国があります。つまり、アメリカドル(USD)で定期預金が組めるということです。さらにその中で、高金利を提供している国(正確にはその国の銀行です)があります。
よろしいですか?