【フジトミ】日経平均4日続落 アフガニスタン爆発とロシアミサイル発射攻撃で警戒感強まる
日経平均株価は4日続落して、前日比27円28銭(0.14%)安の1万9650円57銭で取引を終了した。欧米の政治不安などから円高基調となり、朝方の日経先物は上値が圧迫された。10時前の中値決済に向けて月末要因もあってややドル不足になったことから、国内輸入企業による円売り・ドル買い注文が強まり、日経平均は下げ渋りをみせた。また、5月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から横ばいとなり、中国景気への過度の警戒感が和らいだことで買いを先行させる動きが観測された。後場の東京株式市場は、アフガニスタン・カブールで爆発との報道やロシアがシリア内のIS拠点を巡航ミサイルで攻撃したと報じられて警戒感が強まった。
TOPIXも反落して、前日比4.30ポイント(0.27%)安の1568.37で取引を終了した。東証1部の売買代金は3兆176億円、売買高は20億1898万株だった。MSCIによる指数構成銘柄の入れ替えに関連した売買が影響した。東証1部の値下がり銘柄数は1282、値上がりは622、変わらずは112銘柄だった。
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