チャートの縦軸(スケール)と横軸(時間表示)は重要なトレードファクター
チャートの縦軸(スケール)と横軸(時間表示)は重要なトレードファクター
■縦軸(スケール)
MT4は、チャートの表示方法として
画面上に映るローソク足のを、画面いっぱいに表示します
見やすさという点では良いのかもしれませんが、
実際のスケール感、といいますか、
ローソク足の長さ感、上昇下落の具合が、まったく違って見えてしまうというところで、欠点とも言えます
例えば、
左は、ある設定でスケールを固定
右は、MT4の表示方法に従ったもの
同じチャートなのに、まったく違ってみえます。
この違いは、実際のトレードにおいては結構影響が出ます。
よくある表現(私どものEHMtrade手法にもあります)
インジケーターの角度が上向きなら、下向きなら、
「角度」を推し量るには、どうしたってスケール感は大事になります。
どのくらい角度があるのか?
↑の画像を見れば、その違いは十二分にわかると思います
あと、pips表示などもランダムなので、
何pips幅あるのか?などが見づらくなっています。
■横軸(時間表示)
これはMT4をダウンロードしたところにもよってきます。
その業者が設定した国、地域での時間軸で表示され、
その多くが、日本時間とは違う時間で表示されます。
リアルタイムでトレードする分には、
今の時間で考えればいいので問題はありませんが、
過去検証においては、とてもわかりずらくなります。
時差を瞬時に頭の中で変換できる方なら問題ありませんが、
やはり日本時間を表示させてる方がわかりやすいです。
東京時間はどうか?
ヨーロッパ勢が入ってきたらどうか?
アメリカ勢が入ってきたらどうか?
過去分析においては重要なファクターになります。
あと、縦軸のドットライン表示もランダムなので
時間軸は見にくくなっていま。
そこで、本題ですが、
どちらも満たした、良い無料のインジケーターがあります。
良い、どころか、必要不可欠、くらいのものだと思っています
それは、
HT_Grid というもので、
HT FX (MT4・MT5で快適トレード)
というサイトで配布されているものです
ちなみにこのサイトのインジケーターには、良い物がたくさんありまして
結構使わせていただいております。
サイトの主宰者様、感謝しております。
その他のものも、今後紹介しようと思っています。
日本時間を表示させるMT4インジケーターは色々あります。
縦軸スケールを固定するものは、他には見たことないです。あるかもしれませんが。
で、両方を満たす、HT_Grid
では、ざっとこんな機能があります
■HT Gridの機能
日本時間表示(時間帯色分け)
横線表示(ラウンドナンバー)
pips目盛表示
スケール自動設定
時間足別・縦線表示機能
時間ごとに縦線で区切りを入れられ、
東京時間・ロンドン時間など時間帯別に色分けもでき、
色は自由に設定可能です。
Bidラインの数値をわかりやすく表示する機能や、
ラウンドナンバーで横線を表示する機能もあり
縦軸スケールに、時間足毎に、どのくらいにおさめるかを設定できます
設定値は、それぞれの感覚、お好みで決めるといいでしょう
※ボラティリティが多くでた場合、値動きがその設定値に収まるよりも広く動いた場合は、画面上にローソク足を収めるべく、縦軸が広がります。その場合は、角度等は代わるので、状況を考慮する必要があります
こんな感じになります
設定変更項目はこんな感じになります。
たくさんありすぎて難しいそうですが、慣ればそんな難しくありません。
ちなみに、
縦軸のpips表示をラウンドナンバーで表示されるインジケーターで、
Grid Bulider
というものがあります
自動設定、固定はできませんが、
表示させておいて、手動で右側でスケールを調節しながら見る
という方法も良いかと思います
日本時間を表示するもので、ゆうめいなインジケーターで
JPN_Time_SubZero
というものもあります