【テレワーク中の株トレ】で資金溶かす人続出..なぜ?
こんにちは、下山です。
「私、けっこう臆病なタイプで
投資であんまリスクとか取りたくないんです」
そんなふうにおっしゃる方に限って、
どんな取引をしているのか、
過去トレの履歴などを見せてもらうと・・・
「どこが臆病やねん(笑)」
とつっこみたくなるくらい
ハイリスクトレードをされていたりします。
「株価がちょっと下落しただけで強制ロスカットになりますよね」
みたいなトレードとか。
自分はこれまで5000人以上の個人トレーダーの方と話をしてきましたが、
こういうタイプの方って意外と多いんです。
で、残念なことにこういう方の場合、
スキルがなかなか上達しなかったり成長が遅い傾向があります。
なぜだか分かりますか?
その理由は・・・
YouTubeの動画で話しました。
↓
https://youtu.be/NWP4-NGnk_M
あることが欠如していて
なかなか成長につながらないのですが、
そのことについて動画で詳しくお話しています。
ここを理解しているかどうかによって、
成長スピードに圧倒的な差が生まれますので
ぜひご覧ください。
投資の分野に限らず、ありとあらゆる分野において
成長するために欠かせないスキルです。
観て良かったなあ、と思った方は、
チャンネル登録&高評価もぜひよろしくお願いします。
↓
https://youtu.be/NWP4-NGnk_M
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自ら命を絶った人の数、減少へ
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「自ら命を絶った人の数が直近の4月は全国で前年比20%減少し、
ここ5年間のうちで最も大きく減少した」
との報道がありました。
自宅勤務になったり、会社にいる時間が減り、
ストレスが緩和されたことが1つの要因と言われています。
コロナ禍で救われた命もあるということでしょう。
コロナウイルスの脅威が終息した後も、
リモートワークを導入することを検討している企業も多く、
これからも社会全体でテレワークの流れが続きそうですが、
これによって、人間関係のストレスから解放される方も
いらっしゃるでしょう。
また、人間関係だけでなく、
満員電車に乗らなくて済むだけでも
相当なストレス緩和になります。
ちなみに満員電車に乗ると
人間はどれくらいのストレスを感じると思いますか?
過去のBBC報道によると、
なんと「満員電車のストレスは戦場以上」
という衝撃的な研究結果があります。
(参照:『通勤ラッシュによるストレスは戦場以上--調査報告』
https://japan.cnet.com/article/20077623/)
つまり、毎日、満員電車に乗って出勤するのは
毎日、戦場に向かうのと変わらない、
ということです。
恐ろしいストレスですね。
戦場に行くほどのストレスを朝から感じ、
会社に着いたら社内の人間関係によるストレスを感じ、
帰宅時もまた満員電車でストレスを受け・・・
こんな毎日を過ごしていれば精神は疲弊する一方です。
こういうことを考慮すると社会全体としてテレワークが
促進されるのはメリットも大きいように思えます。
「家で集中できない」
「誰がどれくらいの仕事をしているか見えない」
「サボっていると思われたくないから頑張りすぎてしまう」
「育児との両立が難しい」
など悩みの声もあり、テレワークが合う人、合わない人、
様々であることは確かですから、
一概にテレワークを賞賛することはできません。
しかし、コロナだけでなく
地震や台風、豪雨などの
自然災害はいずれ必ず起こります。
そういう時のためのリスクヘッジとしても
テレワークは今後、ますます求められることになるでしょう。
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テレワーク中に株トレで資金溶かす人が続出
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そんな中、個人トレーダーの間では
テレワークを歓迎する声も多いようです。
今までは会社のトイレでこっそり
株価チェックするしかなかったのが、
自宅で堂々とチャート画面を開き、
好きな時に取引ができるようになって喜んでいる方も
いらっしゃいます。
「仕事中はどうしても株価を見ることができず、
指値を入れておくなど対処するしかないんです」
といった声もよく聞きますが、
自宅で自由にチャートを見れて、
チャンスが増えてより稼げるようになる、
と考えている方も多いでしょう。
しかし、現実はそう甘くありません。
自由にチャートを見れるようになって
利益を得られるどころか奪われてしまう方が
圧倒的に多いのです。
一般的に株トレードで得られる利益は
チャートを見る時間、取引回数に反比例するからです。
「チャートを見れば見るほど
チャンスが増えて利益が増えるだろう」
と多くの方は考えがちですが、全くの逆です。
チャートを見るほど
多額の損失を出してしまう可能性が高まるのです。
チャートに張り付けば張り付くほど
損失が増える傾向にあります。
なぜだか分かりますか?
チャートを見れば見るほど
感情が揺さぶられ、ルール違反をしてしまうからです。
たとえば、
「ここで買っておかないと後で後悔する」
と焦り、不利なポジションを持ってしまったり、
そうかと思うと、株価が下落して
含み損が出ると、「どこまで下落するかわからない」
と過度に不安がつのり、
無駄な損切りをしてしまったり・・・
チャートを見る時間が長くなるほど
感情が揺さぶられる瞬間も増え、
どうしても無駄な取引が増えてしまい、
無駄なエントリーやロスカットが
積み重なってしまうのです。
相場の大きな流れが見えなくなり、
細かい上下のノイズに
引っ張られてしまう方も多いですね。
ですから、
もしあなたがここ最近、家にいる時間が増えて
チャートを見る時間が増えているとしたら
どうぞお気をつけください。
安定して利益が出せているのなら問題ありませんが、
そうでないならば勇気を出して
パソコンを閉じる時間を作ることも必要です。
自分としては1日1回株価をチェックできれば
十分だと考えています。
「でも、1日1回だとチャンスを逃してしまう」
と思われるかもしれませんね。
実際に、
「ああ、あの瞬間チャートを見ておけばよかった」
と後悔することもあるでしょう。
しかし、心配しなくても
本当にチャンスかどうかなんて
その瞬間には分かりませんから。
『潮が引いて初めて誰が裸で泳いでいたのかが分かる』
という
ウォーレン・バフェット氏の
有名な言葉が示すように、
チャンスだったかどうかは
いつも後から判明することで結果論に過ぎません。
それに
「ああしておけば、こうしておけば」
と言い出したらキリがありません。
反省は大切ですが過去をウダウダと引きずる人に
株トレードで稼ぐ資格はありません。
繰り返しますが、
今、チャートを四六時中見られる環境にある方は
どうぞお気をつけください。
本日も最後まで
ご覧くださいましてありがとうございます。
下山敬三
Is it OK?